アイコン ポケベル爆弾 台湾社製ハンガリー製造だが不明 日本製トランシーバーも爆発

Posted:[ 2024年9月19日 ]

台湾企業ゴールド・アポロは18日、レバノンで17日にポケットベル・モデル「AP924」が一斉に爆発し、12人が死亡し、数百人の重体を含め3000人あまりが負傷した事件に関し、製造は、ハンガリーのブダペストに拠点を置くBAC Consulting Kft.が製造し、「製品の設計と製造はBACの単独の責任である」と表明した。ゴールド・アポロはライセンスを供与しただけで、製造には関与していないと説明した。しかし、ハンガリー政府によるとまったく異なる・・・。

レバノンの治安当局高官や関係筋は17日、イスラエルの情報機関モサドが数ヶ月前に、レバノンに拠点を置く武装組織ヒズボラが発注した機器5000台の内部に爆発物を埋め込んだとの見方を示した。

<ポケベル内に3gの超高性能火薬か>
レバノンの治安筋は最大3グラムの超高性能爆薬が機器内に搭載され、数ヶ月間ヒズボラに検知されなかったと語った。ヒズボラにとって、ここ数十年で最大の防諜上の失敗となった。ヒズボラ指導者ナスララ師は今年2月、携帯電話はイスラエルのスパイより危険だとし、電話機を壊すか埋めるか、鉄の箱にしまうべきだと警告し、ヒズボラは戦闘員や医療スタッフなどメンバーにポケベルを配布することを決定し、スマホからポケベルに転換したばかりだった。

 



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ハンガリーのニュースでは、
イスラエルはヒズボラとの全面戦争前にポケベルを爆発させる計画はなかったが、少なくともヒズボラのメンバー2人がポケベルに何か問題があるのではないかと疑ったため、治安責任者らは土壇場で早期爆発を決定したという。ハマスがイスラエルを攻撃したのは2023年10月7日。
GAZAのパレスチナ人等はこれまでに4万人以上が空爆等で殺害されており、連帯する武装組織によるイスラエル攻撃が予想され、それに対し、イスラエルはすでに戦線を北部国境越しのヒズボラに照準を当てており、エスカレートする可能性が高い。
11月5日の米大統領選挙にも影響する。

<ハンガリー首相とイスラエル首相は深い関係>
ハンガリーのジャーナリストは、オルバーン・ヴィクトル首相とネタニヤフ首相は親密な関係にあり、ハンガリー特務機関NBSZが、ポケベル爆弾の製造を知らない可能性は0に近いとしている。オルバーンは2010年から首相を務め、ハンガリーのトランプと称せられるポピュリスト、批判記事を書く新聞社をフェィクニュース社だと攻撃するスタイルもそっくりさん。

米NBCニュース社は、ポケベル爆弾を製造したとされるBAC Consulting Kft.のオーナーに取材し、オーナーは「仲介しただけだ」と答えたという。
また、ハンガリー政府も、BACは1人運営の貿易仲介会社だとして、ハンガリー国内で製造された痕跡はないと表明している。しかし、政府高官は、BAC社がどことどことを仲介したのかなどの詳細については触れていない。

<ライセンス供与だけでは造れない(元製造会社除く)>
台湾のアポロ社はライセンス供与だけだとしても、相手先を支払い能力があるのかなど調べる必要があり、また、製造上・技術上の指導やソフトの機器内設定などあり、実際の製造会社とコンタクトを取っていたものと見られる。何か多くを隠しているようだ。今年に入ってのアポロ社の社員の渡航記録を全部調べたら、案外製造元がわかるかも。超高性能爆薬が絡むだけに、まさか、イスラエル国内で生産、それともハンガリーのハイテク軍需企業で秘密裏に製造・・・。

追、
18日、レバノンでは17日のポケベル爆発に続き、トランシーバーや太陽光発電装置、車、携帯電話ショップなどで爆発が生じ、1人が死亡、数十人が負傷している。
先日記載したように、リチウムイオン充電池を通信により、セル内で熱暴走を発生させ爆発させた可能性も捨てきれない。太陽光発電装置の逐電システム(ESS)にはリチウムイオン電池が組み込まれている。こうした機器で遠隔管理するために通信回線とつながっている。ポケベルは通常、ポケット内側にしまっており、被害を大きくしたものと見られる。

なお、爆発したトランシーバーは日本メーカー製ですでに数年前に生産が中止された製品、当時から直接中東への販売は審査が厳しく、ほとんど輸出されておらず、中東以外の国に輸出した分が迂回して中東・レバノンで使用されている可能性はあるが、メーカーとして直接輸出した正規品ではないとしている。当然、改造して機器内に爆薬を仕掛け、プログラムで通信によりいつでも爆発可能なトランシーバーにしていたようだ。
自動爆発指示の通信がこれら爆発物にもたらされていた可能性が高いが、通信を解析する能力は米国の諜報機関しか有していないだろう。
世界一危険で脅威のモサドが直接かかわっているようだ。敵対国の中枢や敵対武装勢力の内部に深く諜報網を張り巡らしており、要人暗殺など朝飯前となっている。
孫子の兵法「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」を中東の地で行くモサド。全世界に諜報網を構築している。

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