米国の第47代大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が1月20日に就任した。
首都ワシントンの連邦議会議事堂で行われた就任式の演説で不法移民取り締まりなどを優先課題に挙げ、「米国の黄金時代が今始まる」と表明した。
トランプ氏は現在78歳で、バイデン氏を抜いて史上最年長の大統領就任となった。
約30分に及んだ演説では「2025年1月20日は米国民にとって解放の日になる」と表明。昨年7月の自身に対する暗殺未遂を念頭に「米国を再び偉大にするため、私は神によって救われた」と述べた。
トランプ氏は20年大統領選を巡る起訴や有罪判決などを経て4年ぶりにホワイトハウスに復帰。「このような歴史的な政治的復活は不可能だと多くの人は考えていた」とし、「私は今、米国では何事も不可能ではないことの証としてここに立っている。不可能とされることこそ、われわれが最も得意とすることだ」と語った。
トランプ氏は自身を和平の実現者として印象付けようとすると同時に、他の国が犯罪者を米国に送り込んでいるという選挙活動中の主張を繰り返したほか、自身に対する訴追への不満も表明。バイデン前大統領も就任式に出席する中、移民対応から外交に至るまで前政権の政策を痛烈に批判した。
以上、
<トランプ砲・爆弾・考え方>
1、 環境、パリ協定離脱表明、前回の2017年1月20日も同離脱表明を行った。
2、 環境、排ガス規制緩和。地球温暖化に対して寒暖周期説を唱えるトランプ氏。
3、 環境、原油・天然ガスの大増産策、エネルギー価格を下げ、経済成長を促す。国立公園内のパイプライン再認可(バイデン氏認可取り消し)。
4、 環境、IRA法によるEV補助金廃止もしくは縮小
5、 移民、不法移民強制送還、メキシコ国境を非常事態宣言。
6、 移民、不法移民流入によりメキシコ・カナダに対し、2月1日より関税25%に引き上げ
7、 健康、WHO離脱、米は最大の資金拠出国、餓死対策や避難民キャンプなど支障
機関に対する不信、中国の影響・・・・
8、 健康、オピオイド=フェンタニル中毒死年間10万人、中国に対して、原料(アヘン)のメキシコへの輸出規制を強く要求(規制しなければ60%の関税報復爆弾投下)。
9、 メキシコギャング=麻薬カルテルに対してテロ団体指定
10、人権、LGPTに対し反対、
中絶、強姦などを除き反対。閣僚にはルビオ国務長官のように絶対反対論者も多い、
11、貿易、トランプ関税爆弾、関税を原資に減税を図る計画、国産化を図り輸入を減らし雇用増を図る。結果、世界規模で関税爆弾、米物価急上昇・金利高止まりにより更なる超円安定着の可能性
12、情報、TikTok等情報流出に対する規制やフェイクニュース規制撤廃、
フェイクニュース規制は中国のように情報を遮断するしかなく、世の育生AI導入により、さらに規制はできなくなっている。
大量輸出されている中国のシャオミのフライヤー(電子調理器・無油鍋)周辺での日常会話は、フライヤーに収集され、シャオミ本体へ送信=中国に収集されている。iPhoneも同様にアップルが収集している。
13、情報、トランプ氏所有のSNS「Truth Social」に対して、マスク氏の「X(旧ツイッター)」による買収思惑、トランプ氏の「Truth Social」によるTikTok買収の思惑
14、領土・権益、デンマーク領グリーンランド領土問題、パナマ運河の米権益問題
15、戦争、ガザ停戦合意はトランプ氏のイスラエルに対する圧力によるもの
16、戦争、露×ウクライナ戦争は、米が支援を削減すればウクライナは対露戦争を継続することはできず、トランプ氏はすでに早期停戦合意の圧力をウクライナやロシアに対してかけている。・・・露制裁は停戦条件で緩和されることになる。
(トランプ氏はシリア・トマホーク攻撃(2017.4月習国家主席米国賓訪問の晩餐会中の攻撃)など単発のピンポイント攻撃はしたが、その後の事案でのイランに対する戦争攻撃は躊躇してしなかった。・・・トランプ氏は、戦争は多くの死者が出すことから反対・・・)
地球はトランプ氏の価値観を軸に回転することになる。・・・トランプ神
マルコ・ルビオ国務長官とは・・・
トランプ2では国務長官に頭脳明晰なマルコ・ルビオ上院議員(53歳)が就任した。
ルビオ氏は、キューバ系ヒスパニック、
29歳からフロリダ州議
2011年から3期連続のフロリダ州選出の上院議員、
経済対策等のアイデアマン:2006年出版の『フロリダ州の未来の為の革新的な100のアイデア(100 Innovative Ideas for Florida's Future) 』により全米で注目され、2011年からフロリダ州選出の上院議員に。
トランプ氏同様、米国益最優先主義者、
共和党内最保守のティーパーティ派に近い関係、小さな政府と新自由主義経済推進者、
米英豪(AUKUS)軍事同盟支持者。
強姦・近親相姦によるものも含めた人工妊娠中絶反対者。
2028年11月の次期大統領選挙、共和党大統領選・最有力候補に急浮上中。
以上、