日産もホンダも集団指導体制とは聞こえは良いが、強力なリーダーシップ欠落により、仲良し倶楽部経営が続く間に、パンデミック、物価暴騰、戦争、超円安に対応できるような経営体ではなく、両社とも問題を孕んでいる。
ただ、ホンダは業績回復・好調な世界№1の2輪部門を抱え、業績を下支えしている。
日本でフィットHVのリコール問題で対応悪く、躓き、その後、トヨタに大きく水を空けられたままとなっている。頼みの綱とした中国では好調に推移していたものの、その間にモデルチェンジの当時人気SUVが1月の極寒地でエンジントラブルで動かず、解決策なくリコールもできず、販売停止に追い込まれた。EVではそうした事例は多くあるが、内燃機車の人気のSUVで生じさせ、3~4月間販売停止に追い込まれ、早期に再モデルチェンジして販売を再開させ、最悪の事態は回避されていた。
技術のホンダでは信じられない光景だった。そんなこんなでホンダは今や中国で大苦戦している。日本ではかつて軽以外は捨て駒感覚の経営陣もいたとされる。日本勢は日本で売らずどこで売るのだろう。
日産は、中国・米国で低迷、ゴーン問題解決に向け世界各地の工場を集約、しかし、生産工場の集約は利益第一で当然ながら、営業力が0に近く、トヨタの2番煎じ芸能人をメイン広告塔に不文律にも採用するなど、アホ臭くて何も言えない状況を作り、EVもEパワーHVも持ちながら、中国も米国も欧州も世界中でユーザーのハートをつかめず、低迷し続けている。
日産は、ゴーン問題が致命傷、世界のメジャー新聞(白人所有/米大手全紙+ロイター等英国や仏の報道各社)も挙って日産批判を展開したことが、今に至るまで影響している。黄色人種の日本人が白人社会にたて突いたかのような論調が執拗に続き、日産を失楽園に追い込んだ。ゴーンの不正が明らかになっても日産の名誉回復を図る報道機関など皆無だった。
ただ、日産のトップの強力なリーダーシップ欠落と営業力0は致命傷と久しく、サラリーマン経営者の限界が1999年を再来させている。
日産は日米でエクストレイル=ローグが売れなくなるなど営業力だけが問題だが、切れのあるデザインもなくなり、まん丸お月さんばかりとなっている点も減点パパ経営。今やデザイン開発力ではスズキからヘッドハンティングすべきではないだろうか。ゴーン問題の延長で、日産は米営業担当者も首にしたものの、即日現代自動車が採用していた。韓国現代勢2社は米国で絶好調を維持している。
スクロール→
提携交渉経過
|
ニッサンとホンダの経営統合への経過と破綻
|
|
23/12月11日.
|
ホンダ、GMとのEV共同開発で資本提携、他力本願のホンダに対してGMがボッタくり価格を提示し、ホンダは提携解消。
|
|
|
2024/9/20、現代自とGM、包括的業務協力MOU(基本契約)締結
|
|
24/3月15日
|
日産とホンダ、電動化・知能化を向かえ、共同パートナーシップ検討開始
|
|
24/8月1日.
|
日産とホンダ、三菱入れた共同パートナーシップ検討の覚書締結
|
|
日産とホンダ、次世代SDVプラットフォームの共同開発の覚書締結
|
|
24/12月23日
|
日産とホンダ、三菱入れた共同持株方式による経営統合を検討
|
|
25/2月4日.
|
ホンダ、3日までに日産を完全子会社化しての経営統合案を日産へ提案
|
|
日産、取締役会で舐め腐っているのかとホンダに対して激怒
|
|
25/2月5日.
|
日産、ホンダに対して完全子会社案は受け入れられないと拒否通告
|
|
統合への覚書解消へ
|
ホンダ、4輪中国苦戦も2輪好調で取り戻す
|
ホンダ:決算推移と中間決算 連結/億円 IFRS
|
|
7267
|
売上高
|
営業利益
|
営利率
|
帰属利益
|
帰属資産
|
|
13/3期
|
98,779
|
5,448
|
5.5%
|
3,671
|
50,435
|
|
14/3期
|
118,424
|
7,502
|
6.3%
|
5,741
|
59,189
|
|
15/3期
|
133,280
|
6,706
|
5.0%
|
5,094
|
71,086
|
|
16/3期
|
146,011
|
5,033
|
3.4%
|
3,445
|
67,614
|
|
17/3期
|
139,992
|
8,407
|
6.0%
|
6,165
|
72,952
|
|
18/3期
|
153,611
|
8,335
|
5.4%
|
10,593
|
79,335
|
|
19/3期
|
158,886
|
7,263
|
4.6%
|
6,103
|
82,677
|
|
20/3期
|
149,310
|
6,336
|
4.2%
|
4,557
|
80,122
|
|
21/3期
|
131,705
|
6,602
|
5.0%
|
6,574
|
90,823
|
|
22/3期
|
145,526
|
8,712
|
6.0%
|
7,070
|
104,728
|
|
23/3期
|
169,077
|
7,807
|
4.6%
|
6,514
|
111,842
|
|
24/3期
|
204,288
|
13,819
|
6.8%
|
20,759
|
126,969
|
|
前期比
|
20.8%
|
77.0%
|
|
218.7%
|
13.5%
|
|
25/3予
|
210,000
|
14,200
|
6.8%
|
9,500
|
|
|
25予/24ヒ
|
2.8%
|
2.8%
|
|
-54.2%
|
|
|
中間期推移 /億円
|
|
22/2Q
|
69,882
|
4,421
|
6.3%
|
3,892
|
95,058
|
|
23/2Q
|
80,853
|
4,534
|
5.6%
|
3,385
|
116,096
|
|
24/2Q
|
96,093
|
6,965
|
7.2%
|
6,163
|
126,969
|
|
25/2Q
|
107,976
|
7,246
|
6.7%
|
4,946
|
123,914
|
|
2025/2Q 中間期 セグメント別業績 /億円
|
|
|
売上高
|
前年比
|
営利益
|
前年比
|
営利率
|
|
二輪
|
18,107
|
15.1%
|
3,258
|
28.6%
|
18.0%
|
|
4輪
|
71,305
|
12.3%
|
2,580
|
-14.4%
|
3.6%
|
|
金融サービス
|
18,145
|
15.0%
|
1,627
|
18.8%
|
9.0%
|
|
パワープロ他
|
2,032
|
-5.2%
|
-3,988
|
赤転
|
|
|
調整
|
-1,614
|
|
|
|
|
|
計
|
107,976
|
12.4%
|
7,426
|
6.6%
|
6.9%
|
↓大苦戦の日産とホンダの中国市場
|
中国市場 日本勢の推移 輸入車含む/マークラインズ社版
|
|
|
トヨタ
|
前年比
|
ホンダ
|
前年比
|
日産
|
前年比
|
|
2019年
|
1,620,700
|
9.0%
|
1,554,433
|
8.5%
|
1,546,891
|
-1.1%
|
|
2020年
|
1,797,500
|
10.9%
|
1,626,972
|
4.7%
|
1,456,738
|
-5.8%
|
|
2021年
|
1,944,000
|
8.0%
|
1,561,540
|
-4.0%
|
1,381,494
|
-5.2%
|
|
2022年
|
1,940,600
|
-0.2%
|
1,373,122
|
-12.1%
|
1,045,197
|
-22.1%
|
|
2023年
|
1,907,600
|
-1.7%
|
1,234,181
|
-10.1%
|
793,768
|
-16.1%
|
|
2024年
|
1,776,000
|
-6.9%
|
852,269
|
-30.9%
|
696,631
|
-12.2%
|