スーパーゼネコンの25年3月期はゴタゴタの清水と非上場の竹中を除き売上高を2桁増加させている。首都圏などでは大型案件の竣工が相次いでおり、そうした案件の売上高が計上された結果となっている。また営業利益も前期より回復しており、上場4社の合計も2.5%から5.1%に上昇している。建築資材や労務費が上昇、25年期はある程度価格転嫁できた期となっているが、24年期はゼネコンにあって不良建築物問題が噴出、大きく利益を損なったゼネコンも多く、スーパーゼネコンでも札幌や田町が発生、業績に大きく影響していた。もともと営業利益率の高い大成は問題案件の処理をしたのか24期の1.5%から25期は5.6%に急回復させ、当期利益は東京五輪建設景気の2018年3月期に迫る利益を計上している。
清水の場合も、24期は営業利益段階からマイナスだったが、25期は3.5%の営業利益率と、回復途上となっている。ただ、問題は個別問題であるにもかかわらず何故か選別受注を強化したようで、受注を20%以上悪化させている。問題の影響が受注減に影響した可能性もある。
次回は受注・受注残ランキングを掲載予定。
スーパーゼネコンランキング 売上高 2025年3月期 5社 ゼネコン決算