アイコン ANAP、赤字拡大の真因は「暗号資産リスク」 本業再建と金融投資の二重苦

Posted:[ 2026年1月15日 ]

アパレルブランド「ANAP」を展開する ANAPホールディングス の業績悪化が止まらない。2026年8月期第1四半期は、売上高5億円台に対し、最終損失は27億円超と大幅な赤字となった。赤字拡大の直接要因は、連結子会社が保有するビットコインの評価損だ。

同社は近年、アパレル事業の立て直しと並行して、暗号資産を含む金融領域への投資を進めてきた。しかし価格変動の大きい暗号資産は、損益を一気に振らせる。今回の評価損は営業外要因とはいえ、最終損益への影響は甚大で、経営の不安定さを浮き彫りにした。

 



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より深刻なのは、本業の回復が依然として見えない点だ。ANAPは6期連続で営業赤字、営業キャッシュフローも長期にわたりマイナスが続く。アパレルの収益基盤が弱いまま、金融リスクを抱え込む構図は、経営体力をさらに削りかねない。

通期業績予想を未定とした判断も、市場の不透明感を強めている。今後問われるのは、アパレル事業をどう黒字化させるのか、そして暗号資産投資のリスクをどこまで管理・制御できるのかだ。ANAPは今、事業戦略そのものの再設計を迫られる局面に立っている。

 

 


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