アイコン ディー・エヌ・エー決算 ヒット作頼みの成長に不安の声


ディー・エヌ・エーの2026年3月期第1四半期決算は、一見すると好調に見えるが、実は慎重に見ておくべきポイントも少なくない。

確かに、ゲーム事業の「Pokemon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)」が大きく業績を押し上げ、売上や利益が大幅に伸びている。ただ、この数字の伸びのほとんどは一つのヒット作に依存しているのが気がかりだ。配信開始当初の勢いから反動も見られており、今後も同様の成功が続くかどうかは予断を許さない。

 

スポンサーリンク
 
 

また、ライブストリーミング事業は売上がわずかに減少しており、まだ黒字化したとはいえ、利益の伸びは限定的だ。スポーツ事業も一定の成長は見られるものの、全体を支えるほどの存在感には至っていない。

さらに、ヘルスケア・メディカル事業は依然として大きな赤字を抱え、こちらの改善は今後の課題として残っている。多角化を目指す一方で、収益の柱が一本に偏りすぎているため、経営の安定感にはやや不安が残る印象だ。

会社側も今期の通期見通しを幅を持たせて発表しており、成長投資の影響やゲーム事業の反動を警戒している様子がうかがえる・・・が、今後はポケポケの収益維持に加え、新たな収益源の育成と赤字事業の立て直しが急務と言えるだろう。

総じて言えば、今回の決算は「一発屋のヒットに頼っている」感が拭えず、持続的な成長にはまだまだ不透明感が漂っている。ファンも投資家も、楽観だけでなく慎重な視点を持って見守る必要がありそう。

 

 

[ 2025年8月 8日 ]
スポンサーリンク
  

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧