アイコン 五島・女島沖で中国漁船を拿捕 立ち入り検査拒否で現行犯逮捕、2022年以来

Posted:[ 2026年2月13日 ]

長崎県五島市沖の女島(男女群島)周辺海域で、中国漁船が日本の排他的経済水域(EEZ)内において拿捕された。逮捕容疑は、いわゆる「無許可操業」そのものではなく、取締船による停止命令に従わなかった「立ち入り検査忌避」。中国漁船の拿捕は2022年以来とされ、約4年ぶりの事案となる。

中国漁船拿捕

容疑は「漁業主権法違反」 検査拒否が意味するもの

今回適用されたのは「漁業主権法違反(立ち入り検査忌避)」。水産庁の取締船が検査のため停止を命じたにもかかわらず、これを拒否、あるいは逃走したとされる。

EEZ内では、日本は外国漁船に対し立ち入り検査を行う権限を有している。通常、検査拒否は違法操業の疑いが濃いケースで見られる行動とされ、現場では追跡や警告を伴う緊迫した状況があった可能性が高い。検査忌避は、それ自体が処罰対象となる重い違反行為だ。

 



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2022年以来の拿捕 取り締まり方針の転換か

中国漁船の拿捕は2022年以来とされる。コロナ禍以降、外国漁船への立ち入り検査や拿捕は、接触リスクや外交配慮の観点から慎重な対応が続いていた経緯がある。

今回の拿捕は、違法行為の態様が悪質だった可能性、あるいは水産庁が春の漁期を前に取り締まりを強化しているシグナルと見ることもできる。外国漁船の拿捕は通常、担保金(ボンド)の納付により船員が釈放される手続きに移行するが、今後の外交対応も注目される。

 

女島(男女群島)という海域の戦略的意味

現場となった女島(男女群島)は、五島列島の南西に位置する好漁場であると同時に、日本のEEZの外縁部にあたる戦略的海域だ。暖流の影響で魚種が豊富なため、外国漁船による越境操業が繰り返し問題化してきた。

この海域で厳格な法執行を行うことは、単なる漁業秩序の維持にとどまらず、日本の主権と水産資源を守る姿勢を内外に示す意味を持つ。

 

事件の概要

項目 内容
発生場所 長崎県五島市・女島沖(日本EEZ内)
容疑 立ち入り検査忌避(漁業主権法違反)
特筆点 中国漁船の拿捕は2022年以来

春先は対馬海峡から五島沖にかけて漁業活動が活発化する時期でもある。水産庁の取締体制が今後どの程度強化されるのか、長崎周辺海域の動向は引き続き注視が必要だ。

 

 


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