アイコン サウジ トランプにフーシ派攻撃に参戦要請 トランプ拒否 ミサいる・弾薬不足深刻

Posted:[ 2026年9月12日 ]

サウジアラビアのムハンマド皇太子が10日、トランプ米大統領に2度電話し、親イラン武装組織フーシ派への攻撃を実施するよう要請したと、米政治専門サイトのアクシオスが米当局者2人の話として報じた。
報道によると、トランプはこの⁠要請を拒否。米当局者は、現時点で米政府がフーシ派に対する直接的な軍事行動を取る意向はないと述べた。
ロイターは報道内容を直ちに確認できていない。
ホワイトハウスと在ワシントンのサウジ大使館は通常の業務時間外のためコメント要請に応じてい⁠ない。
アクシオスによると、米政府はイエメンでの急速な紛争激化に懸念を強めており、直接の軍事的関与を避けつつ、サウジへの支援⁠を強化している。

米中央軍のクーパー司令官は10日、緊急協議のためサウジを訪問したという。
また、米国の⁠軍・政府当局者はここ数週間にサウジ側に対し、トランプ氏の指示は新たな⁠戦線を開くことを回避し、米軍の関与をイランおよびホルムズ海峡の安全確保に集中させることだと伝えたという。

 



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7月29日、サウジは米と共同してイラク(イランの親イラン派)を攻撃した。サウジが何のためにしたのか見当もつかなかった。トランプに戦争ゲームの一環で単に乗せられた結果だけだったようだ。当時ムハンマドはトランプと会っていた。
サウジとイラクは国境を接しており、ペルシャ湾側の原油生産施設から紅海側のヤンブーへのパイプラインは、イラクの親イラン派がサウジに対し本格攻撃を選択した場合、攻撃対象にさらされることになる。
これまで、イラクの親イラン派がサウジ攻撃を行っていれば別だが、イラクの親イラン派はイラン戦争に対しても積極的な参戦を控えていただけに、特にイランによるサウジに対する攻撃においても参戦していなかったことから、意外中の意外な出来事となっていた。

その後、米国はイランに対して7月中旬、イランに対して大規模攻撃を再開すると表明したものの、イランの弾道ミサイルによる攻撃やドローン攻撃に対する中東の米軍施設や米企業の石油・ガス運営施設の迎撃体制は迎撃ミサイル不足から脆弱になっている。
すでにトマホーク等攻撃用巡航ミサイル、長距離空対地巡航ミサイルJASSMは本土防衛用しかほとんど残っておらず、イランに対する大規模攻撃の継続には在庫不足を露呈、イラン攻撃用に各種ミサイルを調達するには最低でも1年以上かかることが判明し、7月末、中止された経緯がある。

そうした報告が、ヘグセス国防長官からトランプ大統領に何も報告されず、制服組トップのケイン総合参謀議長によるミサイル不足発言により、ミサイル不足が明らかになった。
また、FOXニュースの司会者から国防長官になったヘグセスにはDVの前科があり、気に食わない軍参謀たちのほとんどを短期間で首を切っている。そうした軍高官たちに対する更迭人事も軍内部の動揺もトランプには全く報告されていなかった。最近では陸軍トップの参謀長まで辞任している。

フーシ派は終戦交渉に入った米軍が戦争を継続した場合、マンデブ海峡を封鎖する宣言しており、そうした中で、サウジがイラクを攻撃、戦線を拡大させるものになった。

紅海上のサウジのタンカーが何隻もミサイル攻撃にさらされており、代替のスエズ経由も攻撃対象になっている。当然、サウジがフーシ派を報復攻撃すれば、フーシ派はサウジ南部の都市の石油精製施設や貯蔵所を攻撃し、戦闘は拡大し続けている。

2022年にフーシ派とサウジが暫定停戦するまで、サウジは中東連合軍を組織してフーシ派の攻撃にあたっていた。その当時は米軍がサウジ連合軍の戦闘機に対して爆撃や空対地ミサイル攻撃用に衛星や偵察機・偵察用ドローンにより攻撃対象の精緻情報がもたらされていた。

今回の戦闘では、中東各国もイランの攻撃にさらされており、イランに対する戦争を前提に構えており、サウジは中東連合軍を構成するに至っておらず、サウジが単独でフーシ派と戦争状態にある。

サウジの要請に肝心要の米国は、ホルムズ海峡に専念したいとしてフーシ派への攻撃に参加せず、サウジはトランプに利用されるだけ利用され、今回は袖にされたようだ。

OPECに+が付いたのは、2014・15年当時原油価格が暴落(95円台が40円台まで暴落)、OPECを主導するサウジは米オバマに対し協調減産を要請したがオバマは拒否、サウジは変わってロシアなどへ要請し、ロシアが協調減産に応じたため+が付いた。
米国は過去から現在に至るまで民主でも共和でも米国第一主義であり、トランプ政権下では他国を最大限利用はするものの1%も利用されない国家。

サウジは中東の盟主として君臨、しかし、暴君ムハンマドはロシアや中国・米国などあっちこっちにくっつき、中東のリーダーシップを握っていない。そのため、サウジの盟友のUAEでさえOPECを離脱、利害関係を前にしてスンニ派・王家・部族など中東連合体はすでに崩壊の危機に瀕している。

宗教戦争は十字軍の遠征でも200年を要した。
米軍によるアフガン戦争も20年間を要した宗教戦争だった。

今回のトランプが仕掛けたイラン戦争では、イランは奇襲攻撃を受けトップ5人を爆殺され、その葬儀でさえトランプは許さず(争議期間中の7月7日にトランプは連邦議会へ戦闘再開を通告している)、トップたちを殺られたイランは体制を再構築し、トランプを底なしの泥沼に引きずり込もうとしている。

トマホークは1200発あまりをイランに撃ち込んでいる。JASSMはイランに対する爆撃で多用された。最強の爆弾GBU、その系統の巨大爆弾MOABも使用し、貫通型は米軍によるとテヘラン郊外の軍需施設を攻撃、巨大なキノコ雲を発生させていた。こうした巨大爆弾も数に限りがある。

迎撃ミサイルは、PAC3はすでにウクライナ戦争開始1年後から不足、世界中の米軍基地や日韓欧などの売却先からも借用し、米政府は米軍の中東施設の配備増強に加え、イスラエル、中東諸国に対して供与してきたが、イランのミサイルやドローン攻撃に多用し、すでに足りていない。イスラエルのアイアンドームも商業都市テルアビブでの迎撃率はイラン戦争当初より大幅に落ちている。
中距離高高度終末迎撃ミサイルTHAADも日本や韓国。欧州の米軍施設から中東へ送り込まれている。すでに使用しきったとみられる。
THAADは配置が限定されており、絶対的な生産数量も少なく、米本土防衛用以外、すでに枯渇したものとみられる。
トマホークの在庫がイラン戦争前の水準に戻すには、4年以上かかり2030年以降となる。また、同盟国への販売もあり比較的大量生産してきたPAC3も2029年までかかるとされている。

大規模攻撃では攻撃用ミサイルの枯渇に加え、迎撃用も報復するイランの弾道ミサイルを迎撃するため大量使用することになる。
窮鼠猫噛む・・・トランプ噛まれ、ペストにかかり脳性異常者に。
トランプ2政権でのトランプは戦争ごっこ大好き人間に変貌。

フーシ派はイエメンでフーシ派と対峙してきたモカ(モカ珈琲/珈琲豆の集積地/マンデブ海峡より北側の港湾都市)がフーシ派により制圧された。これまでフーシ派の支配下にあったものの紅海のマンデブ海峡北側の要衝として完全掌握に乗り出したもの。
また、マンデブ海峡内にある小島ペリム島(3×5キロ)も制圧し、マンデブ海峡の完全制圧に乗り出している。

11日午前8時30分に104ドル台を付けたWTI先物価格はその後、98ドル前半まで下落した。しかし、こうしたサウジ+米軍とフーシ派の動きに、12日午前2時現在再び100ドル台に乗せてきている。

フーシ派はマンデブ海峡の通航を許可制にしており、サウジ、米、イスラエルなどの関係船舶は攻撃対象、すでに通行量は激減、ほとんどの国の船舶はリスクを避けるため紅海の北回り=スエズ-地中海-大西洋-インド洋経由アジアの航路を採用している。日本の場合、ホルムズ海峡経由の20日間の航路に比べ倍以上の50日間を要し、中東からの運送コストが倍以上かかる。
それもヤンブー・紅海を利用してエジプトの最北東部のスエズ経由地でも、すでにミサイル攻撃にさらされているが、攻撃声明はイランやフーシ派から発せられていない。
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サウジは産油地のペルシャ湾岸から紅海のヤンブー港までパイプラインを通している。送油量は日量700万バレル、原油輸出に500万バレル、ヤンブーの石油精製施設に200万バレルを振り分け、ナフサなど石油精製品としてヤンブーから輸出している。
サウジはホルムズ海峡を閉ざされ、紅海南端のマンデブ海峡も封鎖され、ヤンブーや紅海のサウジ船籍船も攻撃にさらされている。
サウジはエジプト最北東部のスエズからの輸出を本格化させる構想を持ち、スエズ近くのアインスクナから地中海側のシディケリルまでパイプラインが敷設されており、シディケリルを原油積出港(エジプト)にする構想、そのためには、ヤンブーからアインスクナまで原油をタンカーでピストン輸送する計画を有している。

暴君になってしまったトランプがイラン戦争を止めれば、世界の交易は平和になる。

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