3月の中小型車の車種別販売登録状況(1)
3月の販売登録状況は、燃費効率やスタイリングから2008年1月よりホンダの「フィット」が1位の座を守り続けているが、3月は前年比61.7%と大幅に落ち込んでいる。同社ではハイブリッドカー「インサイト」の販売を開始しており、その影響が出ているものと思われる。
内需依存型の経済を指向しなかった「フィット」と同じような車種であるトヨタの「ヴィッツ」や大衆車「カローラ」も全く冴えない。トヨタで気を吐いているのは「パッソ」ぐらいである。
噂の「インサイト」の売れ行きはすごいが、登録台数は製造数との関係で2月4906台10位、3月4088台21位となっている。ホンダはこれまで「シビック」のハイブリッドカーを販売していたが、国内では全く振るわなかった。宣伝の仕方であろうか。
トヨタはハイブッリッドカー「プリウス」の第３世代を低価格で投入するという。ハイブリッドカーも今後はデザイン勝負になろう。
[ 2009年4月17日 ]
