アイコン 豪雨、九州道の土砂崩れ、土砂の中の車の中に2名

福岡空港が1時間に114ミリの降雨量を観測するなど、今回の集中豪雨はすさまじかったが、高速九州自動車道の福岡市南隣りの大野城市乙金ポイントで幅90メートルにわたり土砂で埋まり通行できなくなっていた(土砂崩れは幅25m、高さ100m以上)。

当土砂崩れで巻き込まれた車両はないと思われていたが、土砂の取り除き作業中、土砂に飲み込まれた車両が見つかり、車両の2名が亡くなっていたのが確認された。車両は北九州ナンバーの白のワゴン車。


同ポイント付近は豪雨毎に何回もこれまで土砂崩れが発生しており、高速道管理者側が根本的な土砂崩れ対策を講じなかった結果とも思われる。

管理者側(NEXCO西日本)は今回のような異常豪雨では対策の取りようがなかったと答弁するだろうが、自然破壊して道路は作られており、過去にも近隣で土砂崩れが何回も生じており安全対策が万全ではなかった証ともいえる。へなちょろ学識経験者は道路管理者側に必ず迎合する。

今回の豪雨は、福岡市内を流れる那珂川・多々良川・室見川も川という川は氾濫寸前(あと50cm水かさが上昇していたら福岡は沈没していた)であった。

いつも氾濫する三笠川流域は、今回最後に避難勧告が出されていたが、山王公園・博多駅前公園などの大規模地下ダムが機能したのであろう。前回豪雨で水没した博多駅は大丈夫であった。

 

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[ 2009年7月27日 ]
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