アイコン ルノワールを勝手に競売、2人逮捕/神戸検察庁

兵庫県川西市の会社役員の男が、親族の会社の所有するルノワールなどの絵画、1億5千万円相当を無断でオークションにかけて販売したとして、神戸地方検察庁は、男とオークション会社の社長を、17日横領などの容疑で逮捕した。

逮捕されたのは、川西市に住む、会社役員、小西俊一容疑者(61歳)と、東京のオークション会社「アイエスイーアート」の社長、干野秀夫容疑者(52歳)の2人。
 神戸地方検察庁によりますと、小西容疑者は、親族の会社が所有する、ルノワールなどの絵画8点あわせて1億5千万円相当を平成17年と去年の2度にわたり無断でオークションに出品し、販売したとして、横領の疑いがもたれている。
 また、アイエスイーアートの干野社長は、横領された絵画と知りながら販売を仲介した疑いがもたれている。
 調べに対して2人はいずれも大筋で容疑を認めているという。
 神戸地検によると小西役員がいま住んでいる住宅の倉庫には親族の会社などが所有する国内外の有名画家の作品が多数保管されていたが、神戸地検が捜索した結果、そのほとんどがなくなっているという。神戸地検は、2人を取り調べるとともに、ほかにも販売した絵画がないかなど捜査するとしている。

日本にも金持ちは山ほどいるが、ルノワールを自宅の倉庫に保管するとは、マヌケな金持ちである。保険をかけ美術館等に預け、一般展示されたら、美術愛好家はどれほど喜ぶだろうか。

 

[ 2009年11月18日 ]
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