アイコン 金子県知事、古川知事に耳貸さず/佐賀県ノリ養殖のため緊急放流

佐賀県沖の有明海で海水の栄養分の濃度が低く養殖のノリが十分に色づかない色落ちの被害が相次いでいることを受け、国や関係する県などで作る連絡会が27日開かれ、栄養分を増やすため28日午前9時から筑後川上流のダムを緊急に放流することを決めた。

佐賀県沖の有明海では、海水の栄養分の濃度が低く養殖のノリが十分に色づかない色落ちの被害が相次いでいる。これを受けて有明海のノリ漁業者などで作る佐賀県有明海漁協が隣の福岡県の漁協とともにダムの緊急放流を佐賀県などに求め、佐賀県はダムの放流を行うよう国に要請していた。そして27日国や関係する県などでつくる連絡会が開かれ、栄養分を増やすため28日午前9時から緊急に放流を行うことで合意した。緊急放流は筑後川上流の大分県にある松原ダムと大分県と熊本県にまたがる下筌ダムから行う予定である。
ノリの色落ち問題は、諫早湾干拓のギロチン開門問題が絡み、古川県知事が諫早湾干拓を牛耳る金子県知事に対して、開門要求していた。しかし、開門絶対反対の金子県知事は耳を貸さず、古川県知事は、県が関わるダムの放流を検討していた。
※ 昨年大雨のとき干潮時に県の担当者がギロチンを開け、諫早の漁業者からカンカンに怒られていた。干潮時に開門するとは。それくらいしか漁業知識のない県の担当者が諫早湾の干拓事業を担当している。ところで、同干拓は国の直轄事業、国が長崎県に委託しているが、委託を取り止めたらどうなるのだろうか?
 

[ 2010年1月28日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
この記事を見た人は以下も見ています(金子原二郎、)
スポンサードリンク
スポンサードリンク