アイコン 【投稿】それでもメタウォーター(佐世保市水道局)

アームレポ投稿者 = 間多 魚太郎 

佐世保市北部浄水場(仮称)統合事業において、4月9日に第一回技術提案書の提出が締切られた。水道局トップは刷新され、公正な入札が行なわれることを期待したいが、茂庭座長率いるメタウォーター決定委員会が手付かずの状態なので、メタウォーター受注は揺るいでいない。
そもそも、この事業はメタウォーターに受注させるべき事業なのだろうか?

3月5日に行われた佐世保市議会の山下千秋議員の代表質問を見て欲しい。(佐世保市ホームページで録画を見ることが出来る。)佐世保市は、常に水不足の状況にあるが、その水源について重大な誤りがあったというのだ。ありもしない水源を加えて実際より多く発表していたとの事。市民生活に関わる大きなミスを何年も放置していたのだ。いや隠していたのか。それとも故意か。吉村前局長、小川前副理事はいったい何をしていたのだろうか。
佐世保市の水道料金がなぜ高いのか?確かに配水管の老朽化は要因のひとつである。しかし、水源の開発ができず、水利権に縛られた高価な原水を購入していることも原因のひとつと考えられる。
大野浄水場と山の田浄水場も老朽化しており、何らかの対策が必要なのは確かだが、浄水場整備だけでなく水源の確保も必要である。水源確保を含めた将来構想を立てて、浄水場整備すべきだったのではないか。そうすればメタ膜(セラミック膜)など必要なかったかもしれないのだ。つまり、光武一派の吉村・小川コンビは肝心の水源をないがしろにして、私腹を肥やす新浄水場建設に走っていたのだ。
今回の北部浄水場(仮称)統合事業は、メタウォーター決定委員会の変更が無い限り、メタウォーター受注となる。しかし、これが本当に市民のためになることなのか疑問である。

編集部・・・・いつもいつも的を射た投稿ありがとうございます。まさにご指摘通りだと思います。光武一派の吉村・小川コンビも中々の役者でしたが、佐世保利権の常連で光武一座の名優といわれる双峰設備の曽和氏が東海大学OBで、メタウォーター決定委員会の茂庭座長も東海大学という解りやすいシナリオと構図には笑ってしまった。
 

[ 2010年4月13日 ]
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