アイコン 金子・谷川チックな官製談合!

金子・谷川のサムネール画像5月25日に長崎港湾漁港事務所で行われた「長崎港改修工事(5工区)」に何故?本誌が拘るのか、これが性質の悪い官製談合だからである。
今回の入札方式は「一般競争入札(電子入札)」と記されている。予定価格が\380,869,000で最低制限価格が\343,649,000となっている。 

一般競争入札なら一番安い価格で入札した企業が落札するのが社会の常識ある。
しかし、今回の落札企業である大坪・西海特定建設工事共同企業体は一番安く入札した企業ではない。
何故?高い価格でも落札業者になれるのか、一般競争入札といいながら、一般の県民には理解しがたい。不思議というか不条理な「総合評価方式」という魔法がある。

「総合評価方式」は談合事件が社会悪として糾弾され、片方ではダンピング受注による弊害が浮上するなど、入札制度そのものが大きく見直された過程の中で、国土交通省が苦肉の策として導入を推進してきた「入札方式」である。
本来は「総合評価方式」とは「価格と品質を数値化した『評価値』の最も高いものを落札者とすることにより、『価格』と『品質』が総合的に優れた施工者を選定する方式」(国交省公表文書より)。だったはずである。ところが長崎県では長崎方式の「総合ヒイキ方式」という本来の趣旨から大きく歪んだ、性根の悪い、金子・谷川チックな官製談合に変貌してしまった。

藤瀬
[ 2010年5月31日 ]
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