アイコン 癌マーカーで躍進する「トランスジェニック」/機能性分析技術の果実堂とのコンビ解消

癌マーカーをはじめとする診断薬に向けたバイオマーカー創出および癌マーカー関連のライセンスビジネスに注力している大学ベンチャー(上場)「トランスジェニック」であるが、可変型遺伝子トラップマウス技術では欧州特許も取得、尿による癌検査技術などにより医療分野で異彩を放っている。

同社は、有機栽培ベビーリーフを主力製品として展開している果実堂と、平成21年4月に資本参加を含む業務提携を行い、同社の持つ遺伝子解析技術や抗体を用いた診断技術と、果実堂の持つ機能性分析技術をもって、食品分析分野におけるシナジー事業創出を検討していたが、成果ないまま業務提携を解消すると発表した。

「トランスジェニック」は、大学ベンチャー、熊本大学生命資源研究・支援センター 山村研一教授が代表を務めている。両社とも熊本県の会社である。

 

[ 2010年5月12日 ]
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