アイコン 【牛丼戦争】吉野家 売上高16ヶ月連続のマイナス

吉野家吉野家Hが7日発表した吉野家の6月の既存店売上高は、前年同月比▲15・1%減、16ヶ月連続マイナス。2けたを超える大幅なマイナスは2ヶ月連続。「すき家」と「松屋」が6月初めに値下げキャンペーンを実施する一方で、吉野家は“参戦”を見送り、お客を奪われた。

「すき家」は先日発表した6月の既存店売上高は18.7%増、客数は空前の増加となったことを発表している。
吉野家の6月の客単価は、500円と比較的高額な「うな丼」を売り出したことで1.2%増となったが、客数が▲16.1%減と大きく落ち込んだ。
 吉野家の客が、価格の安い「すき家」と「松屋」へ雪崩現象を起こしていることが明白になっている。
安部さんは、菅さんと同じで、国民-庶民の現状を知らな過ぎる。経済指数が少しだけ増えたとしても、家庭の可処分所得は減じている一方であり、先般の景気回復時にもその恩恵に授かっていない。またタクシーの売上減、労働者の仕事減など厳しい庶民の状態・環境が続いている。
安部さんは、米肉に固執し過ぎ価格を下げられず、顧客離れを起こさせた責任は重大であり、引退勧告がなされる時期も近いと思われる。
米肉が美味しかろうと、客の庶民は違いを気にしてないし、分かっている人も少ない現実がある。吉野家を愛する庶民は、価格が決定的に安い「すき家」と「松屋」に向かっており、安部さんが陣頭指揮を執ったところで変わりようもない。
575億円の自己資本に胡坐をかかず、安部さんは早期に退陣し、新経営陣により、豪牛もしくは豪牛より安いアルゼンチン牛を入手すること。赤字が続けば経営問題である。
 

[ 2010年7月 8日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
この記事を見た人は以下も見ています(企業情報解説、外食産業、)
スポンサードリンク