アイコン ちょっと待たんかい"新長崎市立病院!第6弾

田上長崎市が発注した「長崎市新市立病院整備運営事業」を「大成建設グループ」が「清水建設グループ」よりも14億円も高い価格で不条理に落札者に決定している。決まったことだから「大成グループ」で、もういいじゃないか、と、いう人達がいるのも事実である。しかし、こんな不条理や理不尽を一回見逃すと、つけあがり、増徴し、暴走するのが権力である。それは金子原二郎や谷川弥一が証明している。将来への禍根を残さないためにも、ここで徹底的に検証しとく必要がある。
今まで、14億円も高い「大成建設グループ」では競争性が担保されてない。それに内容評価点が大成建設・久米設計VS清水建設・日建設計で137点も差があるのは不条理じゃないか、と、主張してきた。だから学識経験者とは実は学識経験者風の「学識経験者モドキ(似て非なる者)」ではないかと疑っている。
そこで、もう一度、長崎市がホームページで公表している「事業者選定に係わる基本的な考え方」を検証してみる。

1 事業者の選定に係わる基本的な考え方
(1)事業者選定方法
 本事業は、病院施設等の設計及び新設・改修段階から維持管理等段階の各業務を通じて、事業者に効率的・効果的かつ安定的・継続的なサービスの提供を求めるものであり、事業者の幅広い能力・ノウハウを総合的に評価して選定することが必要である。そのため、事業者の選定に当たっては、サービスの対価の額をはじめ、設計能力、建設能力、施設維持管理等能力、地域の経済への貢献並びに地域の人材の活用等を総合的に評価することとする。と公言している。

そこで、事業者を形成する「大成建設グループ構成員・協力企業」をもう一度見てみる。(《㈱久米設計、㈱松林建築設計事務所、㈱池田設計、㈱西海建設、㈱三基、㈱松栄設備、錦建設工業㈱、大成サービス㈱、㈱クリーン・マット、㈱城保安警備、㈱光洋、㈱パースジャパン》)

とても、事業者の幅広い能力・ノウハウを総合的に評価して選定された構成員・協力企業とは誰も思わないだろう。一部を除けば悪い冗談としか思えない面々である。
・・・・・ちょっと待たんかい"新長崎市立病院!第7弾に厳しく続く。 【長崎浪人;中山洋二】
 

[ 2010年8月29日 ]
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