日建設計の提案が久米設計の案と五分五分はあっても、負けることは考えられない。今回の長崎市の内容評価はまさに理不尽以外の何者でもない谷川チックなインチキである。こんな臭いインチキは長崎の恥である。田上長崎市が恥かいたり笑われるのは勝手だが、長崎が笑われるは本誌は絶対に容認できないし、許さない。長崎市は一部の役人や悪人と呼ばれる奴等の私物ではない。まして一部の強面の市議会議員やその取り巻き連中の邪な思惑で、長崎市政に汚点を残すような事があってはならない。
しかも、大成建設グループの完成予想パースは見れば見るほど、私には「大きな墓石」にしか見えない。墓石みたいなアレを斬新なデザインという人もいるようだが、はっきり言って、違和感があるし、好きになれない。道向かいの水辺の森にあるＡＩＧビル（金子・谷川・大成建設の合作）とは調和しているが、後背地の東山手の景観とは似合わないし調和してるとは思えない「大きな墓石」である。【長崎浪人；中山洋二】