リンガーハット/2月期中間期 特損計上で減益
同社の第2四半期は、震災後の一時営業停止や計画停電による営業時間短縮及び震災後の消費マインドの低下に加え、とんかつ事業の業績不振や稼ぎ時である8月度の天候不順等により計画売上を確保できなかったことと、豚バラ肉、小麦等の原材料の高騰や工場設備新設による製造原価の増加で売上原価が上昇したことにより、第2四半期の売上高は173億23百万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は5億83百万円(同13.5%減)、経常利益は5億22百万円(同11.0%減)となった。
また、特別損失として「資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額」6億12百万円のほか、東日本大震災関連の損失58百万円などを計上した結果、四半期純損失は▲2億55百万円(前年同期四半期純利益4億45百万円)となったとしている。
前へ進もうとしてもなかなか進めないものである。売上高は殆ど回復してきており、これを良しとするしかなかろう。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年2月期第2四半期 | 16,830 | 673 | 586 | 445 |
12年2月期第2四半期 | 17,323 | 583 | 522 | -255 |
前年同期比 | 102.9% | 86.6% | 89.1% | |
12年2月期通期予想 | 35,100 | 1,600 | 1,500 | 200 |
11年2月期実績 | 34,164 | 1,572 | 1,403 | 777 |
通期予想/前期比 | 102.7% | 101.8% | 106.9% | 25.7% |
[ 2011年10月12日 ]

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