アイコン 8月の米自動車市場 現代・起亜の韓国勢も堅調 19.0%増

8月の現代自動車の米国販売は、前年同月比4.4%増の6万1,099台、起亜自は同21.5%増の5万28台。2社の販売台数は前年同月より19.0%増加。
現代自では「ソナタ」が1万9,624台と「エラントラ」が1万7,989台販売された。新たに投入したコンパクトスポーツクーペ「ベロスター」も3,708台と健闘している。
起亜自では、「オプティマ」が1万3,949台でトップ、クロスオーバー車「ソウル」は前年同月比48.0%と大幅増の1万191台売れた。

韓国車は、その技術において、日本の車両関係メーカーが、最新の製造機械と自動車部品を供給しており、日本車と遜色ない製品に成長してきている。価格帯はウォン安もあり米国では安く販売されているが、これまでに確立された日本ブランドがあり、差引0と見られる。残るは外形や内装のデザインだけであるが、韓国勢は常に売れ筋のデザインを研究しており、フレキシブルな国際販売戦略において日本のデザイナーより優秀といえる。

韓国の人口(4980万人)からしても、輸出を念頭にデザインしている。トヨタのようにブランドも世界一流となり、玉種も多く販売すれば、どれか強烈にヒットするだろうが、玉種の少ない三菱のように車両デザインがどこを向いているのかわからない車は大きくは売れないのがアメリカ市場である。逆に富士重のインプレッサは米国で高評価を受け米国に続き、日本でも販売を続伸させている。車世界で共通問題であるに燃費効率や排ガス規制をクリアーしていれば、ヒットするか否かは外形と内装デザインの違いだけとなっているといえる。

アメリカの場合は宣伝も大事であるが、フェイスブックの定着で、デザイン・内装・機能が優秀な車は売れるようになってきている。限られた広告予算ではフェイスブックに掲載した方が効果的かもしれない。それほどフェイスブックはアメリカでは拡散している。

[ 2012年9月 6日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップページへ

サイト内検索