半導体商社の菱洋エレクトロ／第３四半期　減益

主に三菱、ルネサスエレ、インテル等外国製を扱う独立系半導体商社の菱洋エレクトロは、第３四半期の状況について、つぎのとおり説明している。

＜商品別＞

1、半導体の売上高は、331億90百万円で、前年同期より15億24百万円（4.4％）減少。集積回路の売上高は227億80百万円で、前年同期より１億92百万円(0.9％)増加。これは、パソコン向けＭＰＵが増加したため。

2、半導体素子の売上高は、104億10百万円で、前年同期より17億16百万円（14.2％）減少。これは、産業機器向けパワー半導体や光半導体が減少したため。

3、システム情報機器の売上高は、249億36百万円で、前年同期より10億４百万円（4.2％）増加。これは、パソコン向けソフトウェアが増加したため。

4、電子部品他の売上高は、66億56百万円で、前年同期より６億68百万円（11.2％）増加。これは、タブレット端末向け液晶モジュールが増加したため。

＜地域別＞

1、日本は、アミューズメント機器向け映像出力製品や産業機器向け半導体が減少したことにより、外部顧客への売上高は537億16百万円となり、前年同期より11億72百万円（2.1％）減少し、営業利益は５億32百万円となり、前年同期より３億84百万円（41.9％）減少した。

2、アジアは、タブレット端末向け液晶モジュールが増加したことにより、外部顧客への売上高は110億67百万円となり、前年同期より13億20百万円（13.6％）増加したが、低採算案件の比率が高まったことにより営業利益は86百万円となり、前年同期より92百万円（51.8％）減少した。

としている。

[ 2012年11月29日 ]

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半導体商社の菱洋エレクトロ／第３四半期　減益　
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