アイコン Mコンテンツ事業のザッパラス/第2四半期 減収減益 スマホ対策遅れ顕著

コンテンツ事業とネット通販のザッパラスは、モバイルビジネスを取り巻く環境は、モバイルコンテンツ市場とモバイルコマース市場を合わせた、モバイルコンテンツ関連市場が、平成23年度には1兆9,061億円(前年比15.2%増)となり、モバイル関連市場の拡大傾向が継続している。また、モバイルコンテンツ市場の7,345億円(前年比13.6%増)のうち、フィーチャーフォン市場は、6,539億円(前年比1.1%増)とほぼ横ばいで推移したものの、スマートフォン市場の806億円が新たに加算され、その急激な伸びが、モバイルコンテンツ市場のけん引役となっている。

このような環境の中、同社は、既存のデジタルコンテンツ事業において、モバイルユーザーのフィーチャーフォンからスマホへの移行が進む中、主力のフィーチャーフォン向けコンテンツのユーザー減少とスマホの新たなニーズに対応するため、様々な施策を講じてきた。また、コマース関連事業では、付加価値の高い商材の取り扱いに注力し、商品ラインナップの拡充を図る他、第1四半期連結会計期間から立ち上げた新規コマースサイトの育成に取り組んだとしている。
 
<中間期の事業部門別業績内容>
1、コンテンツ事業は、フィーチャーフォンからスマホへの移行が進み、フィーチャーフォン向け公式コンテンツの月額課金対象者数の減少は続いたものの、スマホ向け公式コンテンツにおける月額課金対象者数が着実に増加した結果、当第2四半期連結会計期間末現在におけるモバイル月額課金会員数は149.2万人となった。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、34億97百万円(前年同期比▲13.9%減)、事業部門営業利益は13億69百万円(前年同期比▲20.5%減)となった。
 
2、コマース関連事業は、これまでの事業に加え、新規コマースサイト「藤巻百貨店」を立ち上げ、子会社化した(株)ビーバイイーにおけるオーガニック・ナチュラルコスメの市場などに資源を投入している。しかし、立ち上がりの広告費用などが嵩み、当第2四半期連結累計期間の売上高は、9億36百万円(前年同期比▲16.1%減)、事業門営業利益は5百万円(前年同期比▲79.2%減)となったとしている。
 
 連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年4月期第2四半期
5,293
1,413
1,416
833
13年4月期第2四半期
4,574
910
921
595
前年同期比
86.4%
64.4%
65.0%
71.4%
13年4月期予想
12,000
2,200
2,200
1,326
12年4月期実績
10,088
2,583
2,594
1,579
11年4月期実績
11,813
3,073
3,089
1,626
10年4月期実績
11,224
3,015
3,040
1,532
13年期予想/12年期比
119.0%
85.2%
84.8%
84.0%
 
[ 2012年12月10日 ]
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