パワービルダーの飯田産業/中間期 通期大増収増益予想
首都圏中心の5棟程度の小規模開発で戸建分譲を行う飯田産業は、中間期は2桁の伸ばし、通期予想では、売上高20%増、当期利益51%増と業績を飛ばしている。
同社は中間期について、次の通り説明している。
戸建分譲住宅業界は、住宅に関連する景気刺激策などの後押しによって、新設住宅着工戸数(分譲一戸建)は、平成24年5月以降平成24年7月までは連続して、前年実績を上回り、8月には△2.0%になったものの、9月は7.9%であった。
このような環境下、戸建分譲事業は、引き続き用地仕入の厳選、建設単価の抑制及び早期販売の徹底などを行うとともに、販売費及び一般管理費の節減にも努めてきた。この結果、戸建分譲住宅は、当第2四半期連結累計期間における決済棟数は2,371棟となり、売上高は699億87百万円(前年同四半期比14.9%増)(1個あたりの販売単価は2,951万円)となった。
分譲マンションは、当第2四半期連結累計期間における決済戸数は、58戸となり、売上高は8億79百万円(前年同四半期比54.6%減)となったとしている。
最近の首都圏における戸建分譲は、土地価格もバブル崩壊後より値が上がり、開発用地の取得も業者間で競争激しくなっているが、同社は勝組となっている。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年4月期第2四半期
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65,944
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6,705
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6,388
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3,622
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13年4月期第2四半期
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74,804
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6,979
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6,654
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4,312
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前年同期比
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113.4%
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104.1%
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104.2%
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119.1%
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13年4月期予想
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165,600
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16,400
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15,400
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9,700
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12年4月期実績
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137,507
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12,226
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11,398
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6,390
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11年4月期実績
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120,304
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14,033
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13,364
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8,296
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10年4月期実績
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114,162
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10,872
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10,367
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5,949
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13年期予想/12年期比
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120.4%
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134.1%
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135.1%
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151.8%
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[ 2012年12月11日 ]
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