アイコン エイチ・アイ・エスH.I.S./10月決算 増収増益 ロンドンオリンピック成功

同社の仕事は、客の笑顔が常に見れ、能動態であり面白そうだ。

同社は10月決算について、次のように分析している。ネット利用の旅行販売の取り組みは、航空券販売 の強化を目的として、平成23年11月に海外航空券オンライン予約サイトの刷新を行い、平成24年5月には「海外航空券+ホテル」予約サイトも構築するな ど、新たなサービスの提供を開始した。また、商品検索や予約画面をよりお客様に分かりやすくし、手順の簡略化などの改善も行なった。さらには、利便性をよ り高めるため、スマホ向けアプリの拡充(「H.I.S.海外航空券予約など」)やSNSによるサービスの拡充(フェイスブック、LINEなど)も図り、 ネット利用の販売は好調に推移した。

販売チャネルは、東日本では生産効率を重視した店舗網の再配置や小型店舗の展開を実施し、西日本では梅田本店に専門店を新規オープンするなど販売体制を拡充した。また、海外ウェディング・ハネムーンのカウンターを全国100店舗で展開するなど、海外挙式関連の販売体制の一層の強化も図った。

 
団体旅行は、初の公式旅行代理店を務めたロンドンオリンピックの観戦ツアー販売も大成功を収め、大型団体旅行(企業様向け、各種イベント、修学旅行など)の受注も拡大し、好調に推移した。法人旅行(企業出張)への取り組みでは、SFIDA-online(企業様向け自動予約システム)と海外航空券検索システムを連動させ、より利便性の向上に努めた他、法人契約のグローバル展開を目指して、営業人員を世界中に派遣するなど、利用企業数を着実に増やすことができた。
 
新たな旅行商品やサービスの展開は、チャーター便(バンコク行きのジェットアジアエアウェイズや
日本各地区からのハワイ行きなど)の販売強化を行い、多くの利用をいただいた。
強化を図っている添乗員同行ツアー「impresso(インプレッソ)」では、ルーブル美術館貸し切りプランなど、オリジナリティ溢れる商品展開を行い、多くの支持いただいた。
また、3世代旅行への取り組みとして、平泉成さんを起用したCM展開を行うなど、新たな客層への訴求を強化した。
 
本格的な参入を図った日本国内旅行事業では、今年就航したLCC(格安航空会社)を利用したツアーや全日空との業務提携による関連商品の全店舗における販売を開始した。また、平成24年3月には新たに国内宿泊予約サイト「スマ宿」のサービスも開始した。
 
海外における旅行事業の展開は、海外拠点が仕入・造成する海外ホテルの客室やオプショナルツアーなどの商品を、ネット経由で日本や海外の旅行者へダイレクトに販売を行う「H.I.S.VACATION事業」や、
アジア圏中心に日本人以外の客に海外現地発の旅行商品を販売する「海外アウトバウンド事業」の一層の強化を図った。また、現地客へ向けたオンライン予約サイトをタイに引き続き、シンガポールでもオープンした。
 
今後も現地に根付いたサイトの構築を世界各国で推し進めていく。さらには、他の旅行会社へのホールセールである「BtoB事業」も積極的な営業活動を実施し、順調な伸びを示している。
拠点については、ケニアのナイロビや韓国の釜山(アウトバウンド業務)、グアムのラウンジ拡張など、引き続き積極的に拡充を行ったとしている。
澤田さんがハウステンボスに没頭しても、社員自ら動くシステムが完全に出来上がっているようだ。その澤田さんも憧れの上海航路では、中国の不景気突入と反日暴動によりズッコケたが、本丸のハウステンボスは絶好調に推移、娘も年末の灯りのハウステンボス行きを楽しみにしている。
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年10月期
325,086
7,137
5,582
3,371
10年10月期
348,065
6,278
5,019
3,384
11年10月期
380,805
9,407
11,005
8,300
12年10月期
431,483
11,316
13,479
9,331
12/10期/11/10期
113.3%
120.3%
122.5%
112.4%
13年10月期予想
490,000
15,000
17,000
10,000
13期予/12期比
113.6%
132.6%
126.1%
107.2%
 
[ 2012年12月14日 ]
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