アイコン カゴメ/第3四半期 メタボと不況の内食効果か増収増益 東電4億94百万円

国内では昨年2月にトマトジュースに含まれる成分にメタボリックシン ドロームを予防する効果があると報道された影響が継続し、トマトジュースをはじめとした関連商品の販売が好調に推移したこと、東日本大震災の影響により前 年同期は供給力が低下していた期間があったことなどにより、売上高が伸長した。
加えて海外は、ポルトガルの関連会社Holding da Industria Transformadora doTomate, SGPS S.A.を6月末に連結子会社化した。その結果、連結売上高は前年同期を上回った。

利益面も、トマトジュースの販売が好調であったことや、変化する生鮮トマトの市況への対応力を向上させたことにより、売上原価率が前年同期比1.3ポイント低下した、大幅利益増となっている。
なお、同社は東電から子会社の「いわき小名浜菜園㈱」に対する賠償金を受取補償金として4億94百万円特別利益計上している。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期第3四半期
138,619
8,101
8,551
4,128
13年3月期第3四半期
153,213
10,048
10,592
7,124
前期第3四半期比
110.5%
124.0%
123.9%
172.6%
13年3月期予想
195,000
9,400
9,900
6,500
12年3月期実績
180,047
8,466
9,213
4,217
11年3月期実績
181,304
7,978
8,389
2,473
10年3月期実績
171,937
6,397
7,304
2,981
通期予想/前期比
108.3%
111.0%
107.5%
154.1%
 
[ 2013年1月25日 ]
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