アイコン コマツ/第3四半期 中国の経済停滞の影響受ける 米好調

建機ではキャタピラーに次ぐ世界第2位、東南アジア・中国でのシェアは№1の同社であるが、リーマン・ショックを引きずる欧州経済の低迷や不動産バブルが沈 静化した中国の影響を受け、今期は減収減益予想である。これまでが異常だったのだろうが、中国は景気梃入れ策は、日本同様インフラ投資を主体としており、 不動産バブルに走りやすく、再度不動産開発が動き出すと見られる。既に消費者購買指数や景気動向指数は増勢に転じており、円安効果もあり、国内需要もバラ 撒き予算が復活しており、来期は再び大増するものと思われる。

中国は前年同期比▲44.6%減、アジア・豪州は同▲10.9%減、米国は同17.4%増などとなっており、合計では同▲4.7%減となっている。米国はエネルギー革命も生じており、同社製建機も鉱区開発にフル稼働しているようだ。
 
コマツの業績推移と予想
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期第3四半期
1,448,509
191,835
185,691
129,376
13年3月期第3四半期
1,350,578
150,491
145,588
91,096
前期第3四半期比
93.2%
78.4%
78.4%
70.4%
13年3月期予想
1,920,000
230,000
222,000
138,000
12年3月期実績
1,981,763
256,343
249,609
167,041
11年3月期実績
1,843,127
222,929
219,809
150,752
10年3月期実績
1,431,564
67,035
64,979
33,559
通期予想/前期比
96.9%
89.7%
88.9%
82.6%
 
 
[ 2013年1月29日 ]
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