１、塩ビ・化成品事業（住宅市場向けなど）は、買収した海外子会社群が頑張り、売上高は前年同期比4.7％増の2,588億12百万円、営業利益は67.8％増の341億72百万円。

 

２、シリコン事業（電気・電子業界向け）は、売上高は同▲5.0％減の969億94百万円、営業利益は▲10.7％減の218億81百万円。

 

３、機能性化学品（セルロース誘導体など）事業は、売上高は同▲4.3％減の621億18百万円、営業利益は3.8％増の108億96百万円。

 

４、半導体シリコン事業（スマホ向けなど）は、売上高は同▲12.5％減の1,586億42百万円、営業利益は▲41.3％減の179億38百万円。

 

５、電子機能材料（ＬＥＤ用など）は、売上高は同14.5％増の1,432億55百万円、営業利益は13.0％増の316億12百万円。

 

６、その他事業（信越ポリマーなど）は、売上高は同▲11.7％減の625億47百万円、営業利益は22.5％増の45億30百万円。

 

こうして見ると、塩ビ・化成品事業は海外が伸び、電子機能材料も伸びているが、反面シリコン事業は、半導体シリコン事業も含め、電気・電子業界の不振もあり低迷している。