PM2.5攻撃 福岡市元岡で104マイクログラム観測 尖閣並みに警戒が必要
福岡県北部の23日はPM2.5でかすみ視界が悪かったほどだ。24日昼、車に乗ろうとしたら前日乗ったにもかかわらず、フロント硝子が真っ白に汚れていた。
福岡市の元岡測定局(西区、九大新学舎)では、23日午前3時、PM2.5濃度が大気1立方メートルあたり104マイクログラムを観測。同市で、同100マイクログラムを超える値が観測されるのは昨年7月25日(同108マイクログラム)以来。
福岡市によると、環境基準を超えるPM2.5(1日平均値)は、市では1月24、30、31日、2月22日に観測されている。同市は今月15日から予測情報を市のホームページで公開している。
黄砂は通常、春の嵐によりゴビ砂漠の砂塵が舞い上がり、偏西風に乗り西日本一帯へ流れてくる。しかし、冬に来るのはタチの悪いPM2.5、黄砂より軽く、また極小であるため舞い上がり落ちにくいため偏西風に乗り、日本までやってきてしまう。
(偏西風:高度5千m~1万m、風速25m~50m)
最近の冬はいつも、中国によるPM2.5攻撃が、九州北部を中心に襲っている。健康も害し洗濯物も車も汚れるPM2.5攻撃は勘弁してもらいたいものだ。
鄧小平からもらった白い猫もPM2.5で今や真っ黒けだ。
[ 2013年2月25日 ]
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