アイコン 楽天/海外事業再編で特損255億円計上

楽天は2月12日、2012年12月期第4四半期に連結で、特別損失255億8300万円を計上すると発表した。
グループでは、楽天市場事業と同様のB to B to Cマーケットプレイス型モデルを国外のEC事業に展開することを中長期的な成長戦略の柱の一つとしている。

戦略に基づき、アメリカのBuy.comにおいては中期的な競争力向上を目指し、従来主力であったfirstparty(直販)型からB to B to Cマーケットプレイス型への事業モデルの転換に注力してきた結果、足元の損益状況が、当初計画を下回ったことにより、のれん減損125億66百万円などをを計上する。

  イギリスのPlay.comは、同様の事業モデルの転換に加え、現地の規制変更を背景に組織再編を実施することにより、事業再編損42億円などを計上する。

<連結減損損失>
Buy.com のれん減損 125億66百万円
Buy.com その他無形固定資産減損 57億78百万
その他 13百万円
<連結事業再編損>
Play.com その他無形固定資産減損 21億40百万円
Play.com その他事業再編損 21億08百万円
その他 固定資産除却損、投資有価証券評価損等 29億78百万円
以上合計の特別損失(第4四半期連結会計期間)合計 255億83百万円

なお、同社は12月期の通期予想を発表していないが、経常利益は700億~800億円と見込まれ、利益に与える影響は大である。
 

[ 2013年2月13日 ]
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