アイコン 壁紙のリリカラ/12月決算 サンゲツに大負け

同社の当期におけるインテリア事業(壁紙・カーペット)の業績は、売上高は前事業年度比1.8%増の282億20百万円。利益は仕入価格の値上げ等により売上原価率は上昇し、営業利益は▲2億68百万円の赤字(前事業年度は同1億45百万円の黒字)。
 オフィス事業の業績は、顧客企業のリニューアル、移転等に対する投資意欲の回復、顧客企業に対するより細やかなサービスの提供に努めたが、売上高は同1.3%減の55億38百万円となり、営業利益は同▲73.7%減の19百万円となったとしている。

同社株は豊田通商が19.43%保有しているが、建築には殆ど関係ないが、トヨタグループでは、トヨタホームやミサワホームがあり、リリカラが納入しているのであろうか。建築着工件数の増加程度は売上高を伸ばしてもらいたいものだ。
同社は為替相場の影響を受けた原材料の値上げ傾向等、予断を許さない状況が続いているとしているが、塩ビ素材が主力なのであろう。今期予想は消費税増税に伴う住宅着工件数の増加を予想しているものと思われる。
以前は就職でもインテリアとして人気のある会社であったが、普通の会社で終わっているようだ。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
2009年12月期実績
33,747
307
211
105
2010年12月期実績
32,422
210
175
114
2011年12月期実績
33,321
220
140
8
2012年12月期実績
33,759
-249
-353
-1,155
前期比
101.3%
 
 
 
2013年12月期予想
36,300
350
220
150
13年期予想/12年期比
107.5%
 
 
 
 
[ 2013年2月18日 ]
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