アイコン カネミ油症/患者側 裁判所の和解案拒否

食品公害の「カネミ油症」の患者として昭和62年以降に認定された人たちが北九州市の原因企業に損害賠償を求めている裁判で、患者側は裁判所が示した和解案を受け入れない方針を固めた。
カネミ油症は、昭和40年代に北九州市のカネミ倉庫が製造した食用油に有害なPCBが混入し、福岡県や長崎県を中心に1万5千人ともいわれる健康被害が相次いだ食品公害。

裁判では、患者の認定基準が変わった昭和62年以降に新たに認定された患者やその遺族など55人が、カネミ倉庫から20万円あまりの見舞金などを受け取っただけで救済が不十分だとして、1人あたり1100万円を支払うよう求めている。

福岡地方裁判所小倉支部は先月末、カネミ倉庫が患者に対し一律30万円の治療費を支給し、さらに一定の条件を満たせば1人につき500万円を支払うとする和解案を示していた。
これについて、17日に患者側の弁護団が対応を協議した結果、現時点では500万円が支払われる見通しがなく、30万円の治療費だけでは実質的な救済にはつながらないとして、和解案を受け入れない方針を固めた。
 このため今月21日に予定される和解協議は決裂する公算が高まり、来月21日に判決が言い渡される見通しとなった。

カネミ油症問題は、九大医学部(米兵の生体解剖)などの御用医者たちが、島や田舎で同じ食事をしていた家族でも、認定されたりされなかったり、いい加減な認定を行っている。
福島県立医大には、放射線被害を否定する御用医者が副学長はじめゴロゴロいる。水俣病でも否定し続けたのは東大の御用教授たちである。東大には原発の安全神話を作った教授らもゴロゴロいるが自己批判したなど聞いたことがない。ほとぼり冷めたらまたちゃらちゃらTVに登場するのだろう。打ち首獄門の刑場が三途の川を渡ったとところに用意されていよう。

[ 2013年2月18日 ]
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