アイコン 積水ハウス/1月決算 利益大幅増

同社は当期について、2010年度から3ヶ年に亘る中期経営計画に沿って、「グリーンファースト戦略」を基軸に 事業を推進しました結果、業績目標を達成することができた。11月15日には、事業ドメインを“住”に特化した成長戦略の展開を経営方針とする、新たな 「2012年度中期経営計画」を策定した。『ゆっくり生きてゆく、住まいの先進技術「SLOW & SMART」』をブランドビジョンとして掲げ、国内市場での持続的な利益成長を実現することや国際事業を飛躍的な成長軌道に乗せることを目指すこととした。

環境戦略は、世界初となる太陽電池、燃料電池、蓄電池をHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)により連動制御する電力供給システムを搭載した先進のスマートハウス「グリーンファーストハイブリッド」を積極的に提案した。また、環境配慮型住宅商品の蓄電池ラインナップを拡充し、リチウム蓄電池や電気自動車と連携したシステムを追加した。さらに、スマートタウン・スマートハウスで快適に暮らすための、家と社会の情報を一元管理する新たなHEMSの共通プラットホームを日本IBMと共同で開発することとした。

経営成績は、グリーンファースト戦略が奏功し、「住まいの参観日」や「シャーメゾンフェスタ」などの販売促進イベントの効果や、被災地の復興需要に対する成果も出てきていること等から、戸建住宅事業、賃貸住宅事業の受注が堅調に推移したとしている。
なお、受注残は前期比15.2%増の6,896億39百万円となっている。

積水ハウスの事業分野ごとの前期比較と今期予想
 
H24/1期
H25/1期
前期比
H26/1期予
当期比
当期構成比
戸建住宅事業
475,330
465,149
-2.1
499,000
7.3
28.8%
賃貸住宅事業
289,027
303,712
5.1
315,000
3.7
18.8%
リフォーム事業
102,180
111,548
9.2
122,000
9.4
6.9%
不動産フィー事業
378,247
393,978
4.2
412,000
4.6
24.4%
分譲住宅事業
127,123
127,810
0.5
135,000
5.6
7.9%
マンション事業
39,681
52,538
32.4
56,000
6.6
3.3%
都市再開発事業
37,720
45,528
20.7
36,000
-20.9
2.8%
国際事業
24,264
54,844
126.0
100,000
82.3
3.4%
その他
57,002
58,704
3.0
65,000
10.7
3.6%
連結合計
1,530,577
1,613,816
5.4
1,740,000
7.8
 
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年1月期
1,353,186
-38,754
-38,758
-29,277
11年1月期
1,488,369
56,354
56,271
30,421
12年1月期
1,530,577
70,897
70,075
28,962
13年1月期
1,613,816
86,196
91,767
46,458
前期比
105.4%
121.6%
131.0%
160.4%
14年1月期予想
1,740,000
110,000
111,000
63,000
14期予想/13期比
107.8%
127.6%
121.0%
135.6%
 
[ 2013年3月 8日 ]
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