乃村工藝社/2月決算 利益を意識
<ディスプレイ事業>
売 上 高 : 988億58百万円(前期比15.6%増)
営業利益 : 20億 6百万円(前期比79.9%増)
当 期は、都内において大型商業施設の開業が相次ぎ、ファストファッションを含む国内外のアパレル関連店舗を多数受注したほか、スポーツブランドショップや金 融機関の店舗内装を数多く手掛けたことにより、専門店市場は前期比27.3%増加し435億67百万円の売上となった。また、広報・販売促進市場につきま しては、住宅関連企業のショールームの新装・改装、「CEATEC JAPAN2012」や「東京ゲームショウ2012」などの大型展示会のブース制作を手掛けるなど堅調に推移し、152億65百万円の売上を確保した。
さらに、その他市場においては、オフィスの環境演出や都内大型商業施設「ダイバーシティ東京プラザ」の大型モニュメントを制作するなど安定した伸びを見せ、前期比20.1%増となり、100億55百万円の売上となった。
このほか、余暇施設市場も、温浴施設やホテルの内装を多数手がけ、前期の実績を大幅に上回ることができた。
なお、前期には大型文化施設の売上を計上した博物館・美術館市場では、前期を下回る売上となったが、指定管理者制度にもとづく施設運営では、3施設増の14施設を担当するなど、受託先を拡充することができた。
結果、ディスプレイ事業の売上高は988億58百万円(前期比15.6%増)、営業利益は20億6百万円(前期比
79.9%増)となったとしている。
他事業省略。
同社の丹青社は各種資料館等の公共施設に強く、今後東日本大震災で各種公共施設が山のようにできることから、儲かる公共施設の受注が安定して確保できるものと見られる。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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10年2月期
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80,436
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845
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1,282
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407
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11年2月期
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90,105
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1,120
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1,288
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403
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12年2月期
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87,464
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1,215
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1,325
|
604
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13年2月期
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101,316
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2,212
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2,383
|
1,242
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前期/当期
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115.8%
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182.1%
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179.8%
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205.6%
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14年2月期連結予想
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100,000
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3,500
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3,600
|
2,000
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14/2期予想/13/2期比
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98.7%
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158.2%
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151.1%
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161.0%
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