安川情報システム/3月決算 増収減益 今期は良さそう
同社は当期について、既存顧客のビジネスに密着した提案推進により多面的な深耕開拓を図るとともに、新規顧客のニーズにも当社のシーズやノウハウに基づく積極的な提案により受注を獲得し、安定的な受注確保に努めた。
また、医療や環境、通信等の成長・新規分野において受注獲得を加速するとともに、製品拡充等による受注案件の増加、さらには拠点開拓を積極的に進めることにより事業基盤の強化を図った。
特に、M2M(Machine to Machine)分野や環境分野での製品拡充とそれに伴う案件増加が顕著になってきた。さらに、機器向けソフト開発やソリューションを提供する医療分野においても新規顧客や新規拠点開拓を図ることができ、大口案件の受注獲得もできた。
一方で、市場成長の飛躍が期待できない環境においても黒字化を達成するため、事業構造改革として全事業の採算性の徹底的な追求に努めるとともに、コスト構造を抜本的に見直すことによる黒字化体質の定着に努めたとしている。
<プロダクト事業>
特に、インターネット・セキュリティ関連製品は、大口案件の獲得により堅調に推移し、情報機器分野では、M2M(Machine to Machine)用途の通信機器端末の製品拡充による案件増もあり前年同期に比べ大幅に増加した。その結果、プロダクト事業部門の受注高は36億47百万円(同57.2%増)となり、売上高は33億49百万円(同56.7%増)と好調に推移したとしている。
<医療・公益ソリューション事業>
受注高は17億24百万円(同34.9%増)、売上高は13億47百万円(同2.6%増)
<組込制御ソリューション事業>
受注高は33億25百万円(同12.0%増)、売上高は29億89百万円(同▲3.3%減)
<ビジネス・ソリューション事業>製造業外
受注高は52億43百万円(前連結会計年度比▲0.6%減)、売上高は51億76百万円(同4.1%増)。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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10年3月期
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13,357
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-289
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-269
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-168
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11年3月期
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12,063
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-424
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-296
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-456
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12年3月期
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11,516
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106
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241
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151
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13年3月期
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12,862
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87
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159
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92
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前期/当期
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111.7%
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82.1%
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66.0%
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60.9%
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14年3月期連結予想
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13,110
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270
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270
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155
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14/3期予想/13/3期比
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101.9%
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310.3%
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169.8%
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168.5%
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