セガサミーHD/3月決算 大幅減収増益 韓国でガジノへ
1、パチン・パチスロの売上高は、低調な市場環境の結果、1,427億96百万円(前期 比▲32.7%減)、営業利益は235億34百万円(前期比▲66.9%減)。パチンコ機器販売台数216,860台(前期332,288台)、パチスロ は202,221台(前期300,866台)となっている。
2、アミューズメント機器事業は、大型タイトルの販売がなかったため、売上高は426億20百万円(前期比▲19.6%減)、営業利益は19億2百万円(前期比▲74.3%減)。
3、アミューズメント施設事業は、セガ国内既存店舗の売上高は、前期比93.8%と低調に推移。当期末の国内店舗数は、3店舗の出店、8店舗の閉店、期末舗数は236店舗。
以上の結果、売上高は427億28百万円(前期比▲4.2%減)となりましたが、会計方針の変更により従来と比し減価償却費が軽減したことから、営業利益は11億94百万円(前期比235.7%増)。
4、コンシューマ事業におきましては、前期末より実施している欧米での構造改革施策としてタイトル数を絞り込んだ結果、パッケージ販売本数は、米国420万本、欧州442万本、日本214万本、合計1,078万本となり、前期の1,724万本実績を大幅に下回った。「Sonic & All-Stars Racing Transformed」136万本、「Aliens:Colonial Marines」131万本、「Football Manager 2013」96万本など。
携帯電話・スマホ・PCダウンロード等のデジタルゲーム分野は、7月よりサービスを開始したオンラインRPG『ファンタシースターオンライン2』の登録ID数が250万IDを突破し、課金収入も予想を上回る水準で推移した。
結果、売上高は847億40百万円(前期比▲2.0%減)、営業損失は▲7億32百万円(前期は営業損失▲151億82百万円)となった。
決算について、一部米国子会社の清算結了に伴い発生した法人税法上の欠損金に対して、今後の課税所得により控除可能と見込まれる部分につき繰延税金資産を計上して、最終利益は大幅増加している。
平成24年5月11日に、韓国において、観光サービス事業等を行っているParadise Groupと、韓国仁川市エリアにおける、カジノを含む複合型リゾート施設の開発事業について、当該プロジェクトの企画・開発・運営を行う合弁会社を設立することについて合意している。
今期については、パチスロ遊技機は478千台(前期比275千台増)、パチンコ遊技機は324千台(前期比107千台増)の販売を見込む。
ゲームソフト販売は、発売が予定されている次世代ゲーム機への対応も予定している。パッケージ販売本数は、米国431万本、欧州469万本、日本264万本、合計1,166万本を見込んでいる。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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営業 利益率
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経常利益
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当期利益
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10年3月期
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384,679
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36,712
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9.5%
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35,925
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20,269
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11年3月期
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396,732
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68,750
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17.3%
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68,123
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41,510
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12年3月期
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395,502
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58,384
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14.8%
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58,164
|
21,820
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13年3月期
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321,407
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19,073
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5.9%
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20,914
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33,460
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13年期/12年期比
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81.3%
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32.7%
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36.0%
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153.3%
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14年3月期予想
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485,000
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73,000
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15.1%
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72,000
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47,000
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14期予想/13期比
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150.9%
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382.7%
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344.3%
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140.5%
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