アイコン レオハウスのナック/3月決算 増収大増益 今や売上高の6割が住宅販売

住宅市場では、継続した低金利を背景に、政府の住宅支援策が後押しとな り、新築の住宅着工戸数が3年連続でプラスとなるなど、事業環境が緩やかな追い風となった。そのような中、積極的な新規出店が奏功し、また都市部の店舗に おける販売単価増加が上昇したことから、売上高は430億49百万円(前期比16.2%増)となった。損益面でも、販売額が伸びた結果、新規出店費用とそ れに伴う人件費の増加を吸収し、営業利益26億86百万円(同44.6%増)と大幅に伸長した。

受注状況は、消費税増税にともなう住宅ローン減税など、優遇措置が不確定なため市場の動きが鈍かったものの、新規出店が奏功して2,575棟(前期2,545棟)の受注を獲得し、当期末の受注残も前期期末比10.0%増の1,306棟(同1,187棟)となっている。
出店は、当期20拠点の支店・展示場を開設し、44支店31展示場となった。また、スマートハウス新商品を開発し、都市圏への出店を積極的に進めている。今後、東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県に展開していくとしている。

今期の住宅事業は、住宅ローン減税の拡充など政府支援が見込まれることから、引き続き首都圏を中心に積極的な新規出店を行い、新たな市場開拓と顧客獲得に努める。合わせて、商品開発の強化、ならびに出店を支えるための人材確保と教育に注力する。
ほかの事業は省略。
同社は2015年3月期1,000億円の売上高を計画しており、同社の会長の性格から達成はなされるものと思われる。

 
売上高
営業利益
/百万円
平成25年3月期
前期比
平成25年3月期
前期比
クリクラ事業
13,235
1.3%
576
8.9%
レンタル事業
11,884
9.4%
1,582
3.1%
建築コンサル事業
4,455
33.5%
670
23.2%
レオハウス(住宅)
43,049
16.2%
2,686
44.6%
部門間消去
-3
 
-1,072
 
合 計
72,621
12.9%
4,444
27.9%
クリクラ事業=クリクラブランドの宅配水事業、レンタル事業=ダスキン代理店事業
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期
50,295
1,768
1,776
901
11年3月期
54,571
2,519
2,518
2,021
12年3月期
64,307
3,474
3,454
1,700
13年3月期
72,621
4,444
4,456
2,467
13年期/12年期比
112.9%
127.9%
129.0%
145.1%
14年3月期予想
86,000
5,300
5,310
2,850
14期予想/13期比
118.4%
119.3%
119.2%
115.5%
 
 
[ 2013年5月13日 ]
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