アイコン 1億9千万円横領/岩手一関信金コンプライアンス担当 顧客に詐欺商品販売

一関信用金庫(本部:岩手一関市)の職員が、架空の金融商品を販売して、約1億9千万円を着服していたとして懲戒解雇された。
懲戒解雇されたのは宮城県栗原市にある一関信用金庫金成支店に勤務する男性職員(58)。なんとコンプライアンス担当だったという。

当職員は、平成15年7月~今年3月にかけ、岩手県と宮城県の9人の顧客に高配当をうたった架空の金融商品を販売するなどして、約1億9千万円を着服していたという。
5月28日、顧客から、当金融商品の話を聞いた別の職員が不審に思い、調査を進めたところ、当該の職員が詐欺金融商品の販売を認めたといい、当信金では6月26日懲戒解雇した。
当職員は、発覚して、詐欺金融商品を販売した代金のうち約8千万円を返還、残りは、女遊びの遊興費、高級ブランド品購入などに当てていたという。
一関信金では、昨年3月にも別の支店の職員が1億円余りを着服したとして懲戒解雇されている。
一関信金は管理体制の洗い直しが必要。それを行うには現行の理事たちが全員交代し、リーダーシップ力のある人材を起用することが求められる。田舎信金特有の仲間内経営では抜本的な改善ははかれない。

 

[ 2013年6月27日 ]
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