アイコン 日本国土開発/除染の汚染水を農業用水路に流す 企業倫理喪失

日本原子力研究開発機構は、福島県南相馬市の除染モデル実証事業(2011~12年)で、日本国土開発に発注していたが、除染で生じた汚染水340トンを、農業用水に使う川に流していたことが判明している。
日本国土開発は提出した作業手順書で、除染した水の処理方法に触れておらず、原子力機構が杜撰な発注をしていたことになる。
放射性物質汚染対処特措法(特措法)は正確な情報伝達を求めており、環境省は調査に乗り出した。
 以上。

企業と癒着しきった日本原子力研究開発機構に、こうした事業をやらせること自体が問題であり、当時、その段に至ってもチェック機能も何もない民主党のバカ政権ぶりを露呈していたといえよう。
日本国土開発も、発生する汚染水の処理について、機構側と話し合い、暗黙の了解という形にして、近場の農業用水の川に流してしいたのであろう。
発注当事、発生する汚染水をどう処理するかなど、考えも及ばなかった可能性もある。しかし、それは一応、形だけでも専門家である日本原子力研究開発機構が、日本国土開発から提出書類のトレサビリティの書面検証に基づき、把握すべきことであり、農業用水路への垂れ流しにつき、同機構が暗黙の了解を与えていたとしか考えられない。
同社もまた企業倫理において大きな間違いを起こしたようだ。
タレ流し屋の日本国土開発の汚名を今からでも払拭してもらいたいものだ。
 

[ 2013年7月12日 ]
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