アイコン 続:「ディオバン」の捏造データ 京都府立医科大 ノバルティスから1億円 刑事事件だ

京都府立医科大が11日、臨床データを捏造した血圧降下剤「ディオバン」問題で、ノバルティス側から1億円に及ぶ寄付金をありがたく頂いていたことが判明したと報道されている。
同 大は、他社の血圧降下剤と殆ど変わらない「ディオバン」の薬効について、同大の臨床試験責任者の松原弘明教授らが、脳卒中や狭心症にも薬効があったと捏造 した臨床データを結果的に作り上げ、ノバルティスは営業トークで、今では年商1000億円の超大型薬材に作り上げている。
同大は、製薬会社の深い関与をチェックする機能がなかったことや、研究者の倫理意識の低さなどの問題点を挙げたが、そんな問題ではないだろう。刑事問題だ。

ノバルティス側は、社員を臨床試験を行う大阪市立大の講師に送り込み、同社員兼講師がデータ捏造に一役も二役もかっており、刑事事件の何ものでもない。

今回知れた表向きの寄付金が1億円なら、裏で10億円動いているかもしれない。なにせ「ディオバン」の薬効についてのシンポジウムを多くの有名教授らが何回ともなく行っており、それなりの裏表の謝礼が出たのは当然のことである。
「ディオバン」の売上高は、これまで1兆2千億円を稼いでいたというから、そんな端した金ではないのかもしれない。
厚労省は、ノバルティスが捏造データに基づき、届出以外の薬効を添え営業していたことは周知の事実であり、刑事告訴、また大きな処分が必要であろう。

関連記事
ノバルティス社員による臨床データ捏造事件 高血圧治療薬「ディオバン」

[ 2013年7月12日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索