アイコン 債務上限問題で下院議長と火花 連邦議会周辺で発砲事件 議会も閉鎖

政府の新年度予算案が債務上限問題から否決され、オバマケアに反対の共和党は オバマケアを人目御供に上限問題を承認するという。大統領の公約である国民皆保険のオバマケア、既得権益塊の共和党は保険業界の代理人として意地を通し、 一方、オバマケアの撤回は断固として阻止するとして、議会承認が取れず物別れとなっている。
世界経済を巻き込んだ政権と議会の抗争事件、以前から下院議員は共和党が牛耳り、上院は民主党が過半数を制している。そのため、アメリカの政治は妥協の繰り返しの政治が行われているが、大統領の権限が大きいところに日本と異なる。

国民が皆、鉄砲を所持して民主主義の旗頭国家などうそぶく米国、世界最強国として今や怖いもの知らずの荒くれ西部劇国家となっている。
しかし、足元では、ベイナー下院議長がオバマは妥協してくると言い、オバマはベイナーに対して、政府機構の再開に向けた暫定予算すら投票にかけないと、痛烈に批判する泥試合となっている。(オバマの戦術は世論に訴えかけ受ける狙いもある)

このままでは、国債のデフォルト問題でもっと深刻になる事態も想定されているが、一向に事態が収拾される見通しは立っていない。
世論調査でも共和党の戦術に対し、多くの批判が寄せられており、共和党自身も内部からいつまでもこうした事態に憂慮するグループも現れてきている。
そうした、世論調査を背景に、オバマの口からは強い調子の下院=共和党批判を展開している。

そうした政治のゴタゴタに巻き込まれているが、予算から自宅待機になった何十万人ともいう公務員たちであり、多くの市民、自由の女神やスミソニアン博物館など国管理の観光施設を訪れる世界からの観光客である。また、株式市場も下がりっぱなし、その影響は全世界の株式市場=経済に広がってきている。

<発砲事件>
こうした政争は御免だとばかりに3日午後、銃を持つ国民が、連邦議会棟近くのハート議員会館付近で発砲する事件があり、警官含む負傷者が出ている。開催中の議会も一時閉鎖される事態となった。

日本の踏み絵政治は、民主主義を台無しにしているが、首相になるなど勘違いの菅やパナソニックご用達の松下政経塾政権すら踏み絵政治を行った。日本もアメリカも何か時代錯誤しているようだ。アメリカの新自由主義を壊さない限り、追随する日本など、いずれ貧富の差がますます激しくなり内部崩壊していく。

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3日も130ドル前後下落

[ 2013年10月 4日 ]
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