２、ファッションホテルは、風俗営業法に「店舗型性風俗特殊営業」の一つとして「専ら異性を同伴する客の宿泊（休憩を含む）の用に供する政令で定める施設（政令で定める構造又は設備を有する個室を設けるものに限る。）を設け、当該施設を当該宿泊に利用させる営業」（第2条第6項4号）と規定している。

風営法６条1のロ（制限区域）：その他の地域のうち、学校その他の施設で学生等のその利用者の構成その他のその特性にかんがみ特にその周辺における良好な風俗環境を保全する必要がある施設として都道府県の条例で定めるものの周辺の地域。

福岡市の高島市長は、裏隣にパチンコ店があり、２００メートルも離れず、ファッションホテルが何棟もある「地」に、保育園を移転させようとしている。
逆の場合だったら、保育園が近くにあれば、絶対、パチンコ店もファッションホテルも建てられないが、天下人の高島市長は、わざわざ、そういう風営地区に保育園を移転させようとしている。

何を考えているのか、元ＫＢＣアナウンサー出身の若き高島市長の素養を疑うものとなっている。
それに、福岡市の港湾局長が天下っている不動産会社から、路線価格よりも何割も高い約９億円で取得するというデタラメぶりを発揮している。

＜訴訟＞
　そうした中、次のような裁判が高島市長に対して起こされた。
福岡市が進めている中央保育園の移転計画に反対する保護者らが、「移転先の土地を購入したことは違法な公金の支出だ」として、高島市長を相手取り、約９億円を市に返すよう求める訴えを裁判所に起こした。

福岡市は、施設の老朽化や待機児童の解消のため、中央区今泉の中央保育園を近くに移転し、新たな保育園を建てる計画を進めている。

これに対して、園児の保護者ら６人が、市が移転先の土地を購入したことは違法な公金の支出にあたるとして、高島市長を相手取り、購入費用約８億９９００万円を市に返すよう求める訴えを、福岡地方裁判所に起こした。

この中では、「保育園はすでに現地での建て替えが確定していたうえ、移転先の土地は、２年前に約７億６６００万円で取り引きされているのに、福岡市は、それよりも１億３０００万円以上高い額で購入しているなどとして、地方自治法に違反する違法な公金の支出だ」、「用地の選定や取得手続きは非常に不透明だ」と主張している。
以上。

中央保育園は、児童会館に施設を構えていたが、老朽化で建て直すとのこと。
福岡市によると、現在の児童会館を解体し、国体道路に面していることから、建物を西鉄が建て市と共有するという。当然、建築は西鉄子会社の西鉄建設ということになる。
新築される建物は、西鉄と福岡市の共有建物となり、４階までを西鉄がテナントの商業施設として利用、上階を児童会館などとして福岡市が利用するという。

福岡市としては、金をかけず、新築するメリットがあるが、中に施設を持っていた中央保育所には出て行ってもらうことになった。その代わりに、パチンコ店やラブホテルがいっぱいある土地を福岡市が購入して、福岡市は、中央保育園にその地に移転してもらうことにした。

ちょっとまて。土地代９億円を出して購入するくらいだったら、児童会館の新築も市で建築することが可能ではなかったのか。
たとえば、南側に園児が遊ぶスペースも設け、建物の国体道路側半分の1階と2階を店舗として貸付、1階・2階乃至3階まで半分を保育園に使用してもらう。また、上階の児童会館として使用する以外の空スペースは、オフィスとして貸し出したらいかがだろうか。建築代が足りずとも民間貸付の家賃収入で、借金返済はできる。（但し、福岡市は、改築に使用すべき９億円を、既にパチンコ店やラブホテルのがいっぱいある地の購入代に使用してしまっている）

児童会館の複合商業施設ビル化は、西鉄からの提案なのか、西鉄に市が持ちかけた案なのか不明であるが、何か黄な臭い匂いがプンプンする。
５０戸の分譲マンションの建築代は約５億円（土地含まず）である。耐震・免震など全部持ち込み、大理石を多用した、よほど屈強な建物を造るのであろうか。
何か頭が変になる。高島君には付き合いきれん。