アイコン ノバルティス/東京大学ともコマネチ状態で癒着

製薬会社ノバルティスファーマの社員が自社の白血病治療薬の臨床試験に関与していた問題で、試験の事務局を務める東京大病院側が、全ての患者アンケートのコピーを同社の営業担当者に渡していたことが分かった。
国の指針は、臨床試験に参加する患者の個人情報を本人の同意なしに第三者に提供することを禁じており、厚生労働省は病院とノ社双方に報告を求めている。

この試験は22医療機関が参加した研究チームが、患者へのアンケートから薬の副作用を調べている。
副作用が小さいとの結果が出れば、販売競争を優位に進められることから、ノ社は試験結果に注目していた。
関係者によると、東大病院の医局スタッフが全ての患者アンケートのコピーをノ社の営業担当社員に渡していたといい、厚生労働省にも報告された。アンケートには医療機関名、性別、年齢などの欄がある。
医師が、試験を企画した体裁をとり、研究計画書にもノバルティス社が関与することは記載されていない。
このため、患者は資料が同社に提供されると知らされていなかった可能性が高い。
この試験をめぐっては今年1月、医師間で行うべきアンケートの受け渡しを社員らが代行していたことが発覚。研究計画書や患者から同意を得るための文書、昨年10月の学会発表の抄録案の各電子ファイルに「Novartis」(ノバルティス)の表記があったことも判明している。
以上、毎日新聞参照

ノバルティス社は、裏と表の巨額寄付やお接待で、各種医薬品の臨床参加の教授らや医局などとジュクジュクの関係を作り上げ、同社医薬品全部がデタラメな優位性データに改ざんされていた可能性も否定できない。
捏造データで大量販売してくれたノバルティス社の日本法人に対して、一番喜んだのはスイス本部のノバルティス社の本体だろう。
厚労省のお役人にもノバルティス社と仲良しこよしの官僚がいっぱいいることだろう。
白い巨塔の学会がこうしたデタラメを結果的に主導している。学会は一度解体あるのみ。
 

[ 2014年2月13日 ]
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