アイコン アルゼンチン債務危機再燃 米裁判所全額返済の判決 返済金なしデフォルトへ

米最高裁判所は16日、米連邦地裁が下したアルゼンチンが債権者(ホールドアウト)に有する13億3千万ドルの満期になる国債の支払いを命ずる判決を支持して、アルゼンチンの訴えを退けた。
ア ルゼンチンは、支払い能力もなく、これにより今月末にもデフォルトに陥る可能性がある。アルゼンチンが2001年~2002年に起こしたデフォルトでは、 大半の債権者が債務再編に応じたが、ハゲタカのヘッジファンドのNMLキャピタルやアレリウス・キャピタルなどは応ぜず、全額返済を求めていた。
今回の米最高裁の確定判決で、ほかの債権者も全額返済を求める可能性も出てくる。

アルゼンチンは、債務再編に応じた債権者より有利な条件でこうした債権者を扱うわけにはいかないと主張していた。
米国法に準拠したアルゼンチンのディスカウント債は、支払期限を迎える6月30日までに債務不履行に陥る可能性が高くなっている。
ただ、前回のような国際金融市場への影響は、その後同国金融市場が孤立しており、限定的との見方が一般的である。
以上、ロイター等参照
本日(6月16日)のNYダウは、原油のイラク情勢・ロシア産LNGのウクライナ情勢もあり、一進一退、終値は、前日比▲5.27ドル高の16781.01ドルで引けた。

 

[ 2014年6月17日 ]
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