アイコン 陸運局はタクシー会社「ワンコインドーム」へ値上げ命令出すなの判決

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国の政策に翻弄されるタクシー業界
国は規制改革と称してタクシーを山ほど量産させた挙句、今度は減らさせるわ、値上げさせるわ、規制強化を図り、タクシー業界は国により翻弄され続けている。

各 地の陸運局は、タクシー業界をコントロールするため、各地のタクシー協会と密接な関係を有している。しかし、タクシー協会に入らないタクシー会社もあり、 そうしたタクシー会社は、企業努力で低価格や小額からのスタート料金を採用しているところが多い。そうしたタクシー会社はアウトローとして、協会も陸運局 も嫌い、両者が作った公定価格に違反した場合、協会から陸運局へ垂れ込まれ、陸運局から大圧力をかけられる。

陸運局はタクシー業界を完全に管理下においており、アウトロー会社のタクシーが営業認可区域外で営業したら、帰社中のタクシーであっても、タクシー会社の免許を剥奪されることもある。協会に入らないタクシー会社にとって陸運局は怖い存在で、規制が大好きな業者癒着の陸運局である。

大阪地裁で20日、国が昨年4月から義務付けた公定の運賃幅を下回る運賃で営業するタクシー会社「ワンコインドーム」(大阪市西区)が、国を相手取り運賃の変更命令や車両の使用停止命令をしないよう求めた訴訟の判決があった。
西田隆裕裁判長は同社側の訴えを認め、変更命令などを出さないよう国に命じた。

国交省陸運局は、公定の運賃幅を、大阪市では中型初乗り660〜680円と設定した。
しかし、2004年から初乗り500円で営業していた同社は、昨年4月以降も運賃幅よりも安く営業。近畿運輸局が同社に是正を勧告していた。
タクシー料金は完全自由料金にすれば、落ち着くところで落ち着くだろう。

 

[ 2015年11月20日 ]
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