アイコン 家宅捜索「半田聖治商店」中国産ワカメを鳴門産に偽装出荷

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徳島県警は15日、徳島県鳴門市のワカメ加工業者の「半田聖治商店」(徳島県鳴門市里浦町里浦字坂田134-1)が、外国産の乾燥わかめを「鳴門産」と、虚偽の表示をして出荷していたとして、食品表示法違反の疑いでこの業者の加工場などを捜索した。

捜索を受けたのは、「半田聖治商店」や経営者自宅、倉庫など4ヶ所で、このうち加工場には、15日午前9時ごろに捜査員およそ30人が入って捜索に当たった。
「半田聖治商店」は、中国産などの乾燥わかめを「鳴門産」と表示して、昨年9月、約60グラムを鳴門市内の土産店に出荷したとして、食品表示法違反の疑いが持たれている。
徳島県の調査では、一昨年11月から昨年12月にかけて、表示を偽って、計65袋、3.9キロを出荷していたことが分かっていて、県は、15日朝、警察に告発状を提出していた。
この業者は過去(2008年)にも、表示を巡って県から厳重注意を受けていたほか、同社の専務が、徳島県特産の「鳴門わかめ」の産地偽装が相次いだことを受けて作られた対策部会の部会長を務めていたことなどから、悪質だと判断したという。
捜索で警察は、領収書や仕入伝票、それにワカメの現物などを押収していて、今後、取引先の業者が記載された書類を調べるとともに、押収したワカメを専門の研究機関に鑑定に出すなどして、偽装が行われた期間や出荷された量などを本格的に捜査することにしている。
以上、

鳴門ワカメは炭で覆われ、炭を除去して使用する。貰ったときには驚いたが美味しかった。

徳島県2016年1月29日発表文
「わかめ加工品の原料原産地名の不適正表示に対する食品表示法における措置について」
1. 概要
 徳島県では,昨年11月の「鳴門わかめ加工品」の不適正表示事案の発覚を受け,「とくしま食品表示Gメン」による監視指導の強化を図るとともに,「鳴門わかめ」対策緊急会議を開催するなど,鳴門わかめの信頼回復に向け,様々な対策を継続して講じてきた中,この度「とくしま食品表示Gメン」により,鳴門市内の製造事業者において,原料が外国産であるわかめ加工品について,原料原産地を「鳴門産」と表示し,販売していた不適正表示事案を確認した。
 このため,本日,次の事業者に対して,食品表示法第6条第1項に基づき指示を行った。
2.指示対象事業者
 株式会社半田聖治商店 代表取締役社長 半田聖治
 徳島県鳴門市里浦町里浦字坂田134-1
3.対象商品
(1)買上日:平成27年10月28日
(2)買上場所:光紫園(徳島県鳴門市大麻町板東字北条20)
(3)品名:カットわかめ
(4)産地表示:鳴門産
(5)内容量:60g
(6)賞味期限:2016年9月10日
(7)製造者:(株) 半田聖治商店:徳島県鳴門市里浦町里浦字坂田134-1
4.措置
(1)食品表示を適正な表示に是正すること。
(2)原因の究明,分析を徹底すること。
(3)再発防止対策を実施すること。
(4)講じた措置について,徳島県知事あて報告すること。
以上、

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[ 2016年2月16日 ]

 

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