アイコン 百貨店売上高 0.2%増 2ヶ月ぶりプラス  訪日客は18.7%増でリピート率高くなる

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0318_08.jpg2月は温暖な気候と、閏年による営業日一日増などを要因に客足が好調に推移。降水量の多さを払拭して0.2%増と2ヶ月ぶりにプラスを記録した。

地区別では、
東京(+2.7%)、
京都(+2.4%)、
福岡(+1.3%)、
神戸(+0.3%)、
仙台(+1.4%)
がリード役となり10都市計で前年を確保(+0.8%)。なお、地方計の九州(+1.9%)、中部(+0.2%)、四国(+0.3%)の健闘もあり、10都市以外の地区計でもこれまでのマイナス幅を縮小(-1.0%)。

商品別では主要5品目のうち、
シェアの高い衣料品が天候条件を受けて伸び悩む、
身のまわり品(+0.1%/3ヶ月連続プラス)、
雑貨(+7.9%/11ヶ月連続プラス)、
食料品(+1.8%/3ヶ月連続プラス)がこれをカバーした。

細分類では、前月に続き化粧品が全18地区で前年確保。17.7%増と11ヶ月連続の増勢を保ったことに加え、美術・宝飾・貴金属もプラス(2ヶ月ぶり)に転じた。
また、バレンタイン商戦の活況から菓子も2.4%増を記録するなど、好調商材を伸ばす百貨店の強みを生かした。

訪日外国人動向は、売上高18.7%増(約183億円)、購買客数40.7%増(約25万人)とそれぞれ37ヶ月連続プラス。過去最高を記録した消耗品シェア(約27%)の高まりなどから購買単価は低下したものの、リピート客増を含む購買品目の拡がりが顕著にあらわれている。

1. 売上高総額    4,446億円余
2. 前年同月比    0.2%(店舗数調整後/2か月ぶりプラス)
3. 調査対象百貨店  82社 237店(平成28年1月対比-1店)
4. 総店舗面積    6,004,508m2(前年同月比:-1.4%)
5. 総従業員数    76,143人(前年同月比:-2.1%)
6. 3ヶ月移動平均値 7~9月2.7%、8~10月2.9%、9~11月0.9%、
(店舗数調整後)10~12月0.3%、11~1月▲1.4%減、12~2月▲0.5%減。

 

[ 2016年3月18日 ]
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