アイコン 2015VW決算 独政府イメージ再興のため道連れか 他車22車種で基準超発表

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VWドイツ政府とVWは、ヒットラーの時代から仲良し子良し。
ドイツのドブリント運輸相は22日、フォルクスワーゲン(VW)やメルセデス・ベンツ、オペルなど独5社が計63万台について欧州で自主的なリコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
 また、日産自動車とスズキも有害物質の排出量が基準を超えているとも指摘した。

独公共放送ZDFなどによると、VWの排ガス不正問題を受け、当局が53車種を対象にした検査で判明し、22車種で基準値を超える有害物質が検出された。
走行時、外気温が低下した際、エンジン保護のために排ガスの浄化装置を停止させる機能が問題視された。
(米国でも当問題はすでに指摘されている。ディーゼル車の起動と低音における問題がクリアーされておらず、小手先で回避させ、問題を隠蔽していた)

独ドブリント運輸省は
日産
スズキ、
現代自、
ジャガー
なども名指しし、有害物質の排出量に問題があるとの認識を示した。
 スズキは「排ガスの窒素酸化物の低減に向け、エンジン製造元と協力して改善に取り組んでいく」としている。日産はコメントを控えた。

<2015年VW決算>
VWが22日発表した2015年の通期決算によると、
売上高は、前年比5.4%増の2132億9200万ユーロ。
営業損益は▲40億6900万ユーロの赤字
(但し、排ガス関連費を除けば前年並みの128億ユーロの営業黒字)
排ガス関連費用で▲162億ユーロの損失引当金計上
最終損益は▲15億8200万ユーロ(約1980億円)の赤字
通期での赤字転落は1993年以来、22年ぶりで、赤字額としても過去最大。なお、2014年期は108億4700万ユーロの黒字だった。
2015年9月18日米国(米環境保護局=EPA)において、VWが、排ガス不正プログラムをディーゼル小型車に搭載していたことが明らかにされ、大問題となった。
 

[ 2016年4月25日 ]
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