アイコン 呆れ返り 韓国鳥インフル対策「効果のない消毒剤」156ヶ所で使用 殺処分2231万羽

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韓国の検疫当局は、鳥インフルエンザ(AI)消毒剤が、製造不良のため、冬季の効果が低く、自治体に対し回収要請したという。しかし、各自治体は、農家151ヶ所に対して、正確に伝えず回収もせず、当局も代替品を用意せず、農家は使用を中止するよう当局から勧告された消毒剤を使用続けていたという。
鳥インフルエンザ(AI)消毒剤の選定方法は、地域ごとにまちまちだといい、忠清南道では、畜種別生産者協議会を経て消毒剤を選定する場合もあるが、市・郡が判断して購入しているという。

消毒剤は、生産者団体が参加する協議会で、「農林畜産検疫本部」が検証した製品から選定する。
今年、製造会社が「不良製品を供給」していたため、畜産農家が強く反発している。
当該、製造会社を、法的制裁などを求め農林部に建議した状態だという。

AI発生農家は、何度も畜舎内外を消毒したが、AIを防ぐことができなかった。消毒剤の薬効がないとは思いもしなかったと話しているという。

これに対して疫学調査委員長は、冬に優れた効果のあるAI消毒剤は少ない。自治体は、専門人材が少ないことから、安い消毒剤を購入し、農家に分ける場合もあり、管理・監督がうまくいっていないとし、中央政府が、効果の高い消毒剤を選定させるべきだとしている。
 以上、内容についてはハンギョレ新聞参照

呆れ返るにもほどがある。効果の高い薬剤でも大量生産・大量購入すれば単価は安くなる。これまでに何回も鳥インフルエンザの感染被害があり、2014年には大量殺処分(殺処分1400万羽)経緯がある国であるにもかかわらずだ。
いつものことで役所や協議会は製造会社から賄賂でも受け取っているのだろう。
このほかにも、発生した農家の消毒をしていると虚偽報告した自治体もあったというから、自治体に鳥インフル感染拡大を阻止する意識がまったく欠けているようだ。
韓国では、23日現在すでに鶏・アヒル2,231万羽が殺処分されている。
韓国では、2016年9月現在、鶏+アヒルが1億6,526万羽(鶏1億5,649万羽、アヒル877万羽)飼育されている。

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[ 2016年12月24日 ]

 

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