アイコン 中国の銭に雪崩れ込む東南アジア諸国 タイ軍事政権もカモに

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中国・習の壮大な一帯一路戦略は、東シナ海の防空識別権設定から始まった。今では南シナ回の埋立地にミサイル基地を構築、

1、フィリピンもすでに中国がドウテルテをカモにして駐留米軍の追い出しにかからせている。

2、インドネシアは、闘争民主党出身のジョコウ大統領、同党は親中国のメガワティ元大統領が党首の政党、インドネシア新幹線でもメガワティ配下のリニ国家企業相を使い、中国に決定させた。
ジャカルタ-スラバヤ間の既存鉄道高速化を日本に打診してきているが、食えたものではない。中国と天秤にかけるつもりで政府保証なしだ、日本を弄んでいる。

3、マレーシアは、政府投資資金の巨額(数千億円)収賄しているナジブ・ラザク首相、欧米が相手にしないことから中国と急接近、海軍の合同演習など行っている。

4、タイは、政治混乱に軍事政権が誕生したが、よほど居心地が良いのか民間移管する予定も長期化させている。民間移管しても軍が立候補できるようにし、政権を維持する動きに徹している。そうした軍事政権に対して批判的な欧米が相手してくれないため、中国へにじり寄り、中国がよく来てくれたと大歓迎している。

5、ビルマもアウン・サン・スー・チー氏が実権を持ったところで、長年中国のカモになっていたことから、切り替えるのは時間を要し、中国の銭も必要。

6・7、カンボジアやラオスは実質中国による支配が続き、やっと開放経済路線に至っている。しかし、中国のご加護下にあることは基本的に変わらない。日本企業にとって深追いは禁物だ。

8、唯一、反中国政治体制を取るベトナムは、西沙諸島や南シナ海で中国と領有権争いしており、また、ベトナム戦後直後の中国軍によるベトナム侵攻によりハノイ近郊まで破壊尽くされ、恨み辛みがあり、経済開放路線で中国に甘かった前首相のグエン・タン・ズンさえ、長老たちにより更迭され、領有している南シナ海の島嶼にロケット基地を構築するなど政治的には中国と対峙している。

<タイでは中国と軍備品生産工場建設へ>
タイ国防省の報道官は21日、軍装備品の生産施設建設についてタイと中国が協議していることを明らかにした。プラウィット副首相兼国防相が先週、訪問先の北京で中国の常万全国防相と会談。
(プラウィット)国防相は、現在保有する中国製の装備品の修理や点検を行う施設の建設に関心を持っていると中国の国防相に伝えたと述べたという。
小型兵器や、ドローン(小型無人機)などのセキュリティー関連製品の生産に関する中国の専門知識にも期待していると語っている。
報道官は、同様の生産設備の開設についてロシアとも協議していることを明らかにしたが、詳細には言及しなかった。
2014年の軍事クーデター以降、民主化を求める米国がタイへの軍事支援を凍結し、年に1度の軍事演習も規模を縮小するなど両国関係は悪化した。一方、タイ軍政は中国の要人と交流を重ねるなど、関係強化を進めている。
以上、<>内ロイター参照

東南アジア各国では中国傾斜が進んでいる。シンガポールを除き、東南アジアの国々にとって、民主化など幻想に過ぎない。
日本政府も日本の尺度で東南アジア各国の利権政権に接すれば、バカばかり見らせられることになる。アメリカに変わって・・・勘違いも時代錯誤も甚だしい。

 

[ 2016年12月22日 ]
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