アイコン 10月統合予定も道険し 福岡銀行系と十八銀行の統合

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 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と長崎市の十八銀行が、4月に予定していた経営統合を10月まで半年間延期する。経営統合から1年後に計画している、十八銀とFFG傘下の佐世保市の親和銀行の合併も2018年10月へ半年先送りする。

 統合の可否を判断する公正取引委員会の審査が想定よりも長く続いており、日程変更を余儀なくされた。
当初の計画では、4月1日に十八銀がFFGの完全子会社となり、18年4月に十八銀と親和銀が合併するとしていた。
しかし、両行が合併すると長崎県内の貸出金と預金のシェアが6〜7割と大幅に上がる可能性が高いため、公取委は健全な競争環境が失われるとして慎重に審査している。

 FFGと十八銀は、一部の取引先を他の金融機関に譲渡するなどシェアを下げるための措置を検討しているものの、顧客への影響が大きいことから難しい調整が続いている。
延期した半年の間に審査を通過し、統合に必要な手続きを終えることができるかはまだ予断を許さない。
日程延期に伴って業務効率化やサービスの充実を進める上で必要なシステムの統一化もずれ込み、18年末以降になる見通し。
以上、

十八銀行の経営陣の軟弱な発想がこうした結果をもたらしている。ふくおかフイナンシャルグループにしてみれば、健全な銀行ならば、どこの銀行でもいらっしゃいだろうが・・・。

宮崎銀行(日銀色)、大分銀行(地場色)、佐賀銀行(大蔵色)・・・

福岡銀行はかつて日銀色を追い出し払拭しており、宮崎銀行はだめだろう。可能性は大分銀行にあるが、大分県は福岡を指向していない土地柄。長崎の十八銀行がカモになったのだろう。
FFGは、福岡中央銀行も実質傘下にしており、どうしてグループに入れないのか不思議。

経営不振の佐世保市の九州銀行を同市の親和銀行が糾合して、九州銀行の役席をほとんどなくしたが、経営不振に陥った親和銀行が今度は福岡銀行系に糾合され、ほとんどの役席からパージされた。今度は十八銀行の役席の番か。
 

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[ 2017年1月20日 ]

 

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